テレパシーは皮膚感覚
人は(感知しても)感覚的に、恐れるんだよ、まずは。
昔はなんか特殊な気がするって。
そういうところが神社になったり、修験の場になったりしてた。
それを特定できる人間がいたわけで、そういう人が(今)増えている。
ここは原っぱなのになんか変だ、とか、ただの山なのにすごくここに興味をそそられる、とか。
ちょっと見ると人がいなくなるとか、急に人が出てくるとか、そういう昔話があるよね(笑)。
――この前テレパシーの話で思った人から電話がかかってきたりっていったとたんに電話があったね。
おもしろいのは電話をしようと思う人も、電話が来るかもしれないと思う人も同時に思っているんだよね。
――それは「次元」が裂けているっていうよりもテレパシーの方だよね。テレパシーっていうのは4Gとか5Gとかいう電波が飛び交っているのとは違うの?
違う。
テレパシーは皮膚感覚なんだ。
――余計わからない。
皮膚感覚。
要は皮膚って触るとわかるけれど、その体の中に電気質があるんだけど、同じように反応することがあるんだ。
離れていても。
――前にNHKスペシャルで超能力的なのをやってたけど、離れていても脳波が同調することがあるって、そういうことか。双子が同じ行動するとか。
それ(双子)も普通よりもそういうことが動きやすい。
体の中の電気質という液体が動くんです。
―そういうことはまだ解明されてないの? 未知の人間の感覚能力っていうか。
そうそう。でも半分は解明されているんじゃないかな。
双子のどこが動くのか。
脳の中の 反応なのか、それはさっき言った電気質、水みたいで電気を帯びてて身体全体にあるわけ。
これはどんな人間にもある。
その強弱はあったとして、そのどこが動くのかという研究はされているわけ。フランスでもイギリスでも。
日本でも双子が生まれやすい村があって研究されているみたいだ。
ストレス負荷によって双子になりやすいというのは遺伝子の部分であるみたいだね。
ほんとに科学的なもの。
脳波とかである程度取れるんじゃないかな。
2019年に一度取り上げている「次元」のテーマを再び扱うが、頭で理解することは難しいテーマである。いま私たちが生きている世界とは違う次元というものが存在し、似たような「私」というものもいるようである。 [sitecar[…]
能力の一つ
―そのカテゴリーの中に超能力もあるんだね。前回の最後に、みんな持っているんだからって。それって普通に匂いを嗅げるとか、耳が聞こえるとかと、同じことなの?
同じ、同じ。同じ能力なの。
―超能力ってあるんだろうけど、いまいちうまく使えてない。
それがあることを知らない。能力だと知らない。
―偶然だと思ってるんだ。
音楽を聴くと映像に見えたり、音を鳴らしただけで色が見えるとか、共感覚っていう。
それも能力の一つだと思うのか、超能力のジャンルだと思うのかで違うでしょ。
それを能力と思うか思わないのか。
自分は普通に見えていたら、それを超能力だと思わないよね。
でもなんか違うかもという人が増えて、研究されてきたのかもね。
みんなが持っているんだ。目が見えない人が触って判断する感覚が鋭くなるのもそういうこと。
―私たちはそういう能力があるとも思わないから、使わないからうまく使えない。
っていうより、眠っている能力だよね。認識すれば使える。
「これがコップだ」って認識すれば使えるのと同じだよ。
―使ってみたいけど、ちょっと怖いね。
だからそれがストッパーになっているんだよ。
花を見たらきれいだね、でもその「きれいだね」の中にも違うものがあるかもしれない。
みんなで見ていても一人ひとりそれぞれが「花」という認識は同じかもしれないけど、考えていることは違うかもしれないよ。
(2019年12月)
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