起きたシオツチオジ(塩椎神)と天変地異

シオツチノカミが「笑え」ば、大きな大災害がもたらされるという。災害というよりは、文明自体が滅ぶという規模なのかもしれない。

 

滅んだ前文明

 

――質問。過去にシオツチノカミは「笑った」ことある? 3.11?

大洪水が起きたはずだよ。

――それはノアの箱舟?

それもあるし。前もそう。

――前?

火と水で(火災と洪水によって?)ある悪い2つの国が滅ぼされました。

――アトランティス?

違う。

一人の女は塩の塊となりました。それは振り向いてしまったからです。

旧約聖書に載っているよ。

ソドムとゴモラ。あれもそうだと思うんだよ。

 

 

――それもシオツチノカミ?

名前(=呼び方)は違うけどね。

――文明が滅ぼされたの?

文明を滅ぼすという観念は彼らにはない。

笑うだけだ。

――プッツンきたんだね。

そう。狂った笑い。

――もうどうしようもないから。

アハッハッハッハー、ドーーン!! って。

――それは、あなたが人類何回目かって言っているうちの何回目かのシャットダウン?

規模は小さいの。

それでみると、部分的なもの。規模は小さい、それでもね。

――ソドムとゴモラという伝説の名前だけは知っているけど、何が起きたかはちゃんとは知らないなあ。

(続く)