欲と大欲-自分が本当に欲しいものを把握してみる

「欲」についてのメッセージ。自分のやりたいこと、欲しいもの、などを把握しておくことが、意外にも大切であることがわかる。私たちの「欲」も、冷静に観察してみると、広告宣伝に乗せられたものであったり、見栄だったりすることもある。本当に欲するものかを見つめたい。

 

自分の「欲」を理解する

 

自分の中にあるいろいろな「欲」を自分自身がちゃんと理解して、ちゃんと持ち歩いてください。打ち消すのではなくて。

これが自分の欲よ、これが欲しいよ、でもいいし、こう自分で思っているよ、でもいい。

欲があるのは悪いことではないから。

欲を自分でしっかり理解して持っているのがいいこと。そうすると力になるから。

それがあることを認めることは重要。

この欲があるから動くってこと。

 

その欲を自分で理解するときにひとつだけ気をつけてほしいのは、その欲で傷つく人がいるのかは見た方がいい。

ただし自分のいろんなことをするときに傷つかない人が一人もいないことはない、それはあり得ないから。

傷つくのは必然だから。

自分も相手もなるべく傷つかないのがいいけれど、傷つくということにも負けないでほしいんだ。

傷つくからこれはやめようではなくて、傷つくけれども、これはこういう想いがあってて理解の上やるんだからって。

――まあ、痛い思いもしないと成長しないしね。

そう、お互いにね。

それは誰かが傷つくからって言い訳をしているうちはやりたくないんだ。

大欲ではないんだ。

言い訳が出ないということは本当に欲しいものなんだ。

そういう欲は抱えてもいいんだ。

自分で(その欲を)持っているよって。会社を経営したり、買い物したり、いろいろ動くときにはあるわけだから。

 

本当に欲しいのかどうか

 

でもそれをほんの少し、息を吐くくらいの間見てみれば、自分でわかるじゃない? それは本当に欲しいのか、人に言われてそう思っただけなのか、巻きこまれることもあるからね。

――冷静に自分を見つめることができればいいんだね。

そう、でもそこも楽しく見つめてほしい。

これは面白い欲があったなあ。新しい自分を発見したなあってなるわけだから。

今後これは必要なスキルになるかもしれない。

――楽しいことが多すぎて仕事したくないってさっき話してたんだよ(笑)。

それは人にも伝えられるし、人からも伝えられるし、年齢は関係ないし。楽しく思わせると楽しくなる。

 

無欲が一番の大欲

 

――無欲が大事って教えられていたけどね。

無欲が一番大欲なんだよね。

何でもあるということにならないと無欲にならないから。満たされた状態。

無欲になれっていうんだったら、施しをすればいいんだ。

持っているものが持たざるものにするっていうのが「施し」っていうけど、持っている者が持っている者に、これ要らないからこれと交換しない? でもいいじゃない。

そういう古いけど新しい発想を今後使って行ってもいいと思う。

――「われわれさん」もいろいろバラエティーを考えて話してくれてるね(笑)。

だってそうやらないと、動かないでしょ。さっきの質問でいろいろ考えたらしいよ(笑)。

(2019年2月)

★これまでの700件以上の投稿記事から、テーマごとにまとめたページを作りました。随時、追加予定です。

関連記事

これまでの「われわれさん」へのこれまでの膨大な量のインタビューの中では、同じテーマで質問することもあるので、メッセージを横断して特集していきたい。同じ内容でも表現の仕方が違うため、一つのテーマへの理解を深めるきっかけとなり、サイトのコンセプ[…]

IMG

★よりたくさんの方々にこのブログを読んでもらいたいと思っています。記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。ブログランキングでは、他にもおもしろいブログに出会えます。

人気ブログランキングへ

精神世界ランキング