神事としての相撲と女性の問題を考える

2018年4月、京都府舞鶴市での大相撲巡業中のこと、挨拶中に倒れた市長の救命措置で駆け上がった女性に対して、相撲協会側が土俵を下りるようアナウンスしたニュースが話題になった。相撲はスポーツでなく、神事であることを再認識させられる。

 

神事でも、命に関わることは別

 

あれは命に関わることだから降りろと言ったのはおかしい。

でも、どこぞの女性市長が女性も上がらせろと言った(兵庫県宝塚市の中川智子市長が大相撲の春巡業で土俵に上がって挨拶することを求め、日本相撲協会から断られる)のはまた違っておかしい。それに便乗して言うのはおかしい。

子供相撲で女の子を土俵に入れなかったのもおかしい。あれは村祭りだし、子供はまだ男女は関係ない。

神様は子供が大好きだから。

 

アマテラスが天岩戸に隠れた時、その前で踊ったのも土俵だ。天岩戸を開けたタジカラオノミコトは人が好きなんだ。

国技館とかの土俵は女性は上がるべきではないね。ただし、命にかかわることは別だ。

 

神様が土俵に降りられない

 

外国人力士が入って活躍するのはいいんだけど、その前後あたりから神様が降りられなくなっているんですよ。

(神さまは)人間好きだし、外国人だからって神様は関係ないけど。権力に取り付かれた人間の邪気は渦を巻いているから降りられないんですよ。

肥溜めの中には入れない。結界(けっかい)張っているからその中が澱んでたら入れないよ。

 

外国人だからではなく、それを運営している者たちの欲とか。運営をしている上の人たちは大変だけど、何かを忘れてないかってこと。権力を持つとダメ。そうすると力士が道具になってしまう。

 

権力を持つと下のものを作りたがる。相撲は男の世界だけど、あんたたちどこから生まれてきているのってこと。

は、女性のように柔軟性をもった男性が生まれてきている。争わない、伝え合う。それがあればいいけれど、今は作り上げたものを守るのが一生懸命だ。

 

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――ほんと、人間はしょうがないね。

しょうがないでいいのかな。(これからの時代)見つめない、蓋(ふた)をする、ということができにくくなってくる。見つめることができない人はもんどりうって苦しむでしょ。

でもちゃんとやってきた人は喜ぶでしょ。そんな時代がやってきている。

(2018年4月)

 

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