人の念や思いが気象にも影響するという話から。これまでに何度も経験しているが、災害から何を学んで備えていけるのだろう。誰かが守ってくれるわけでなく、情報に頼るだけでもなく、自分で考えるということから見直したい。
地震と海底、地球内部の話、文明の話題に至るまでの壮大なテーマ。地震が単なる自然現象でなく、海底掘削や人の想いが起因していることも考える機会としたい。ちなみにこのメッセージを発する「われわれさん」は、人間側からでなく、大地を揺らす方の立場で発[…]
災害から何を学ぶか
そのおかげで(=人の思いのおかげで)地震は震度7から震度3になったけどね。
――あの台風の最中に千葉が揺れた地震(2019年10月、台風19号の中で千葉県で震度4の地震が発生)のこと?
あれはそう、鬩(せめ)ぎあったっていうか。まあ、分散できたというか…。
そしてそこで(災害から)何を学ぶかってことだ。
停電になりました、タワーマンションが大変でした、文明の利器が全然使えませんでした、って。
みんな被災したけれど、
その中で自分の持っているもの、使えるもので、お互いにシェアできるものは何なのか。
時間が解決するものしないものは何なのか、
備えなければいけないものは何なのか、
が明確にわかったと思う。
文明の利器では備えられないってこと。
そこで「知恵」が必要になるわけですよ。
6月(2022年)の中旬から日本各地で地震が頻発するようになっているが、この理由は塩土の神(別称 塩竈明神、塩土老翁など)が動き出しているためだという。この海の神を祀るのが鹽竈神社(宮城県塩竈市)である。 海底火山ー塩土老[…]
昔からの知恵
昔からの暮らしをしている人たちからの知恵。
それは手間がかかるけど、そういう手間のかかる暮らしをしている人は困らなかったんだよ。
電気がなければ寝ればいいし。
で、そういう人はあんまりつぶれたり、被災したりしていないわけですよ。
そういう時に何をシェアできるのか。やっぱり最終的には総合確認が必要だってことはよくわかったんじゃないかな。
政府は頼りにならないってこと。悪い意味ではなくてね。
――それはもう政府を頼りにするレベルではなくてね。
そういう情報を自分で確認するのではなくて、何とかしてもらえると思い込んでる人が多かったのね。
だから逆に理解をすることが必要だったんだ。そして理解ができたんだ。そしてようやく脳みそを使うようになったんだ(笑)。
――ハザードマップで浸水する地域はあまり外れてなかったんだよね。
自分がいかに情報を見ていると思い込んでいたか、情報を本当は見てなかったんだよ。
自分で考えてなかったんだよね。
(2019年10月)
★これまでの700件以上の投稿記事から、テーマごとにまとめたページを作りました。随時、追加予定です。
これまでの「われわれさん」へのこれまでの膨大な量のインタビューの中では、同じテーマで質問することもあるので、メッセージを横断して特集していきたい。同じ内容でも表現の仕方が違うため、一つのテーマへの理解を深めるきっかけとなり、サイトの[…]
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