―夢で見たという五つの輪の絵を見ながら、オリンピックの話へ。
10月、11月ならやれるけど7月は無理だね。
―来年の? 再延期はないんだよね。ところでこの絵(輪(〇)が5つ並び、鳥がとまっている)は何?
わからん。でも何かの暗示かもしれない。
―こっちの鳥はカラス?
カラスか、夢鳥(ゆめどり)といって、現世と幽世の行き来を案内するもの。まあ、カラスが基本だけどね。
(夢の中で)もうひとつこういう本(絵本「「最後だとわかっていたなら」 作・ノーマ コーネット マレック」)を持って行け、と言われたんだ。
―こういうこと(この人と今日が最後だとわかっていたなら何をするか)は朝起きた時に認識すべきことなんですよね?
認識というよりも、一日を生きるのに、何をもって生きていますかってことだし…。
今この世界だから、濃くなるんじゃないの?
で、性格が出てくるよね。今、この世界(コロナ、差別に対する暴動etc.)だから、
見ていなかったものを見なきゃいけなくなって、問題点があって見ていなかった者は見ざるを得なくなって、
いい意味でも悪い意味でも。人間にとってね。
でもね、ひとついいことがある。空気がきれいになった!
―水もきれいになりましたよね。
コロナの役割とは
―コロナの影響ってどうなのかと…。
コロナの役割って、
認識を促すことと、
今までの常識を壊すこと。
それから自分以外の者の動き方を認識すること。
―それを見る機会なんですか?
そうそう。いかにそういうことをしないできたか。ごまかしてきたか。とてもシンプルなんだよね。
―すべての事柄だよね。一人ひとりとか。
どういう状況でも、シンプルにわかりやすく。本当のシンプルさを見るにはいいかな。
―悪いことと見えていても?
悪いことは起こらんよ。「促し」があるだけだ。でもこの促しがなければ気づけていない人間がいることも事実。本当はないほうがいい。
―確かに犠牲になった方々以外は、いいこともあると思う。
だけどね、犠牲といっても申し訳ないがなるときにはなる。それ(コロナ)があってもなくてもね。
おもしろいことに熱を下げる薬を飲まない人はそんなに強く出ない。
解熱剤は効果的か
おもしろいことに熱を下げる薬を飲まない人はそんなに強く出ない。
―イブプロフェンね。コロナの初めの頃、フランスの保健相からイブプロフェンの入っているものはサイトカインストームを起こす可能性があるとネットに出て、すぐその情報は消えたね。
熱が出ても、ある程度苦しくても、熱だけであればそのままがいい。
熱を出すということは体の中の免疫システムを変えるということ。
―解熱剤を飲んだばっかりに悪化したってことですか?
政府は認めないけどね。
―ネットでイブプロフェンの入っている薬の一覧があって、ほとんどの解熱鎮痛剤、風邪薬に入ってた。大丈夫なのはアセトアミノフェンで、買いましたよー。
―医者の友人が病院でコロナの治療をしているんですが、そこは先生の方針で薬を使ってないそうです。それで10分の9で多くが治っているそうです。重症化した人も。先生は薬を使わないという検証をしたいんでしょうね。解熱をしてないとか。イブプロフェンの入っている薬って効くからコロナじゃない時には飲むけどね。
たとえば昔でいう、枇杷の葉とか。あの葉っぱをつければいい。40度出た時に、身体に40枚くらい付けたら熱が下がったよ。
ー枇杷の若い葉をホワイトリカーに漬けて、ひと月ぐらいしたのを絞って貼るそうです。
新しいルールのはじまり
―一時期、30億人が在宅だってなったじゃないですか。すごいことだなって、世界中が。移動が止まるというのも凄いことで、どういう方向に行くんだろうって…。
どういう方向に行かせたいのか、みんなが。政府がとかではなくて。
それぞれのどういう新しいルールを作るのかだ。
だから、(社会のルールというのは)決められるんですよとみんながわかっちゃったんでしょ。
どういう方向に行かせたいのか、みんなが、政府がとかではなくて。それぞれのどういう新しいルールを作るのかだ。だから、(社会のルールというのは)決められるんですよとみんながわかっちゃったんでしょ。
―みんなかどうかはわからないけど…。
―常識でこれは当然、というものが崩されたから。崩れた後どうしようという時に、結局、自分なんだ、その選択は、っていうことに気づいたのはありますよねえ。
だからいろいろなものが変わっていくのですよ。
―ダメになることもあるし、残るものもあるし。
ダメになるというか、形を変えながら、もう使えない道具(ここでいうのは処世のためのスキルなど)は使わない方がいいし…。
だから、言っていたじゃない、搾取していた者は大変なことになるよ、個人でも、企業でもって。
でも頑張ってきた者たちとか、人の嫌がる仕事もだけれども、陰になってた人がクローズアップされるよ。そういう世界。
―だってごみ収集車の人に感謝状を贈る話がニュースにあったね。
どうしても休めないものっていうのがクロースアップされて出てきたでしょ。
―それがどんなに大事か。
そう、どんなにそれを見てなかったか。
それから、大企業でも、このお方たちはこんなひどいことをやっていたのねっていうこととか、良いことと悪いことが明確に見えてきたじゃない。そして選べますよ、どうするのですかって。
―こんな大きな変化が来るって思わなかったよね。
だってこうしないと人間はわからないじゃない。
―はい…。
でも、明確にそういうものが欲しいっていう人は増えたんでしょ。
だからこういう事柄が起きたんでしょ。だからわかりやすく見えてき始めたんでしょ。食べ方から、動き方から、伝え方からね。
―元には戻らないの?
元には戻らないし、戻る必要がない。新しいやり方をやらないと。そろそろ。
その中で「自分で決められる」という認識を持てたのであれば観察しながら自分の立ち位置を大事にしていけばいい。何が自分にとって大事なのか。企業じゃないでしょ、大事なのは。
で、どんなに長くそれでやってきたとしても、おや?ってとどまってみることは大事なんじゃないかな。
当たり前がなくなった
―今まで経験したことのないことだったので、3月ごろから「どうしていいかわからない」って言葉が口から出ることが多くて。こんなにどうしたらいいかわからないってことは経験したことがなかったね(笑)。
どうもできないことは、決めるのを長く延ばしていいし、本当に立ち位置だけだよね。「見つめる」という。
―普段ここまでどうしたらいいかを自分で考えることがなかったね。
当たり前が当たり前でなかったんだ。
―どうしたらいいかということを考える時に、今までのルールが使えなかったっていうか、もうどうしていいかわからないになる(笑)。
単独になったからね、いろんなものが。
―意外と、其れこそ飲食でいうと個人でやっているほうが強かったというか、大きい所帯ほど苦しいというか、そういう気がしますよね。個人プレイヤーのほうが断然強い。
おんぶにだっこする人はワタワタするよね。
―今回のことでも、はじめからあんなロックダウンをしたほうがよかったのか、あの場合は仕方ないけど、これからいろいろ検証されるよね。
誰かが誰かを賛同なり、批判は簡単にできるじゃない。自分たちはどう?
情報の捉え方
―朝の情報番組に出てくるお医者さんたちはどうしてあんなに煽って怖いことばかり言うんだろうっていやになり、専門家委員会のメンバーのような人は、まあプライムニュースとかでは非常にまともなことを言ってたり…。
まともなことを言ったり、政府と反対のことを言ったりするともれなくシャットダウンされるんだよ。
―政府ではない。マスコミだよ。
政府もマスコミも一緒だよ。
―いや、一緒ではないよ。確実に全部一緒ではないよ。PCR検査を必要だっていう医者しかテレビに出さないっていう。
だからそこは政府もマスコミも一緒だよ。
―ごめん、私はそこは違うと思う。マスコミが誘導していると思うな。
ーっていうかさ、わっかりやすいよ、どうしてこの番組はこの医者しか出さなくて言っていることはずっと一緒でさ(笑)。
(笑)冷めた目で見てるわ~~。
―私が見た限りは、ネットの情報と、いわゆるマスコミの主流、新聞、テレビの出し方と、もう分離してきたと思います。結構報道に対しての冷静な見方がネットだと上がってきていて、わかりやすくなってきたと思います。
もともと分かれていたんだね。わかりやすくなった。
どの情報を信じる、信じないではなくて、自分の目見て、自分の耳で確かめてというような情報を信じればいい。
(2020年6月収録)
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