疫病を祓うー蘇民将来とコロナウイルスの結界

結界の話題が、世界中で蔓延するコロナウイルスへ移る。マスク、うがい、手洗いといった予防の上で、結界を張るという視点に。

しめ縄、紙垂(しで)の役割

 

―ー(結界の話から)おうちの玄関にかけるお正月のしめ縄は?

しめ縄っていうのは依り代(よりしろ)っていう意味で神様が守るものだから。

訪問されるのに、門前をきれいにして悪いものは祓(はら)って、ここはちゃんとこういうことをやってますよと神様に知らしめるものでもある。

守る結界というもの。

忌地の結界は避ける結界。

全然違うよ。

荒縄のような丸いものでするのが避ける結界であるんだけど、お正月は蛇の形を模したしめ縄の結界だから全く違うんだ。2重結界とか、3重結界とかある。

――紙のピラピラも勝手に作ってはいけないの?

いいんだよ。紙垂(しで)っていうの。

あれは作るキットもある。榊に付けて祓うと祓える。

いろんな切り方があるんだけど、いざなぎ流とか、ある。

――東北の切り紙の展覧会を見に行ったことがあってその本(「東北の伝承切り紙」)があるよ。

 

東北の伝承切り紙詳細をご覧いただけます。…

 

この本の最後には切り方がある。

使い終わったら、神社にもっていってお焚き上げ。

結界ってやはり、境、悪いものがそこから入らないようにするものだから汚れるんです、祓うから。

だからお焚き上げ。

――ウイルスのついたマスクみたいな? お銚子に突き刺したりしますよね。

いいよねえ。その紙っていうのも祓いの一つなんだ。

 

コロナウイルスの結界

 

結構、紙垂(しで)はいろんなところで、いろんな形であるんだ。

人型の紙垂は強いんだ。

病気祓い、小さい子供が7歳までは弱いから、そういうところの結界に使うんだよ。

――じゃあウイルスの結界も張ってください!

あの~、つかぬことをおうかがいしますが~~ 

スサノオって別名なんて言われているか知ってる~~?

――ああ、スサノオって牛頭天王、疫病を退ける神だ! 蘇民将来!

「蘇民将来」と書いて貼っておけばいい。

――伊勢のしめ縄に蘇民将来ってありますよね?

売ってもいるし、書いてもいいし、「蘇民将来子孫の家」って書いて玄関に貼っておけ!

――ところで蘇民将来、って何? 知らないんだ。

 

コロナウイルスの結界には「蘇民将来子孫の家」と書いた札を玄関に貼っておくと良いとのこと。その「蘇民将来」とは何だろうか。そして、最後に強いメッセージが語られる。

 

蘇民の子孫は疫病から守られる

 

売ってもいるし、書いてもいいし、蘇民将来子孫の家って書いて玄関に貼っておけ!

――ところで蘇民将来って何? 知らないんだ。

牛頭天王が変化した旅の汚~いお爺さんが(いて)、弟はお金持ち、兄の蘇民は貧乏、

弟はそのお爺さんを泊めてあげずに追い出したけど、兄の蘇民は泊めてあげた。

それで神様からこれから疫病がはやるときには蘇民の子孫はうつらないような茅の輪を授けられ、疫病から守られたという話。

 

自分の念を込める

 

――伊勢は一年中しめ縄をしているよね。

本当に、効くよ。

パンデミックが起きた時にそれをした人がいたはずだよ。

―帰って作って玄関に貼ります!

ちゃんと墨を擦って白い紙に書くといいよ。

自分の念を込めて書くといいよ。

自分の念を込めるってことはその人を守りたいってことじゃない。

――蘇民になり替わるわけね

というよりも、私は蘇民の子孫ですよって、だから家(うち)には入らないでねって。自分の家族もそうなのでお守りくださいって。

玄関の外に貼るの。蘇民将来子々孫々でいいの。一番簡単、効くよ。

 

関連記事

アイスクリームを食べながらの雑談から…。どんなものであれ、人とシェアすると、それは余分に入ってくるからね。そしてどんなものであれ、自分だけでやると(独り占めすると)それは消え去るからね。――それは行動もですか?行動も[…]

 

人間が試される

 

――疫病ってなんか歴史の用語、昔の言葉のような気がするけど、今のコロナは疫病なんですよね。疫病って伝染病のことだから。だから今、疫病がはやっているってことなんですね。

まあ、半分人間だけどね。

人為的ってこと。

――残りの半分は?

作為的。

神様の。

――神様も怒ったんだよね。

怒ったんじゃない! 

実験してんだよ。人の。もうそろそろじゃないですかっていう。それは自分たちで決めること。

(人間は)何をもって学んでいるか、なぜ手を取り合わないのか、いろいろな部分で隠されたものがどんどん外に出ていくからね。

さあ、どうしますか? ってことだ。

(2020年2月)

より多くの方々にこのブログを読んでもらいたいと思っています。記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。ブログランキングでは、他にもおもしろいブログに出会えます。

人気ブログランキングへ

精神世界ランキングヘ