自分が「在る」ということ、自分が存在している事実は揺るがない

「在る」ということ

 

――自分が「在る」ことが大事というメッセージがあった。自分の中心に自分がないと、選択もできないしね。

自分で選択できないと、搾取されるだけだし、そうすると不満だけが残る。

「在る」というのは自分が存在するということを認識することだ。

それをちゃんと持っていると揺るがない。

――太極拳とかでも「在る」を意識すると丹田にストンと意識が落ちて安定するな、と。身体についてもリンクできたと思った。ふらふらしないしリラックスできるので。

それをちゃんと持っていると揺らがない。

武術でも見せる武術、自分の心身を鍛えるものはこれから伸びていくと思う。

戦うものではなく、守り、育み、伝えるものであるならば、武術ではなく、武道になる。

華道、茶道、道っていうんだ。「タオ」はわかっているんだ。

――外国は言わないですよね。

術っていうんだ。技術。

――テクニカルなことを考えちゃうんだ。

でも、その奥にある、揺らがないもの。

自分があるということは、そこだけは誰も否定できない。

自分ですらも否定できない。だってあるんだ。存在しているから。

いやだろうが嫌いだろうが好きだろうが。

――茶道は考えちゃダメって言われる。

流れに沿いなさいって。

――手が自然に動くように。考えてはダメ。茶道は覚えるものではないって。

本当に大事なものは記憶操作されても必ず残るし、蘇える。

人はそんなに弱いものではないし、存在はそんなにもろいものではない。

日本人はそれを心の中の、無意識下でわかっているんだ。文字通りわかっている。

 

日本人の特性

 

日本人のDNAって変容がやりやすいんだ。ミトコンドリアさんが元気だから。

ほかのところのDNAとはちょっと違うんだよ。その土地の特質としてね。それを調べた人がいておもしろいって。

自分で考える、自分で感じたいって思うのは日本人が強い。

今そういう人が出てきたのでいろいろなものが隠せなくなってきた。

――去年(2018年)のスポーツ界のパワハラ問題はそのさきがけみたいになったようだ。今振り返ると。

その問題が出てくる前に、相撲もアメフトもちょっと人気が出てきてたんだ。そこで問題が出る。

注目させる何かが初めにあったんだ。

――だれか目を向けるように企んで人気を出してから暴いた?

それぞれがそれぞれに、見つめて行動する時代になったよね。考える前に。

見つめて、あ、これができるかなって身体が動く、そのことに対して敏感になった。

そしてそれを押し込められなくなった。

――そしてスピードも速くなりましたよね。

とてもとても速くなった。押し込めようとするのは旧、古い考え方をする方々だから遅いんだよね。

(2019年3月)

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