犯罪者の中には「サイコパス」と呼ばれる精神障害をもった者がいる。因果応報があるなら、そうした障害の人間たちはどうなるのだろう。私たちの望むような答えではないかも知れない。
自分は自分が罰する
―よく因果応報というか、今世、人をいじめると来世いじめられるというのはあるんですか?
それはわかりやすく言っているんだと思う。
―自分がしたことは自分に返るってこと?
そう、人がいじめるのではなくて、自分自身が自分を罰するんだと思う。誰もほかの人はない。
地獄があります~、自分なりの地獄ですってやつ。
―自分を罰する地獄ですか?
―自分のやったことを知って耐えられなくなるってことかな。誰かが鞭打ってくれるんじゃなくて…。
そんなやさしくないよ~。そんな暇じゃないし~。
自分のやったことはこうだね~。場所は与えてあげるから。当たり前でしょ。それは生きていようと死んでいようと逃げられることはない。
罪悪感がなければ罰せられない
もしそれが怖いと思ったら、人にありがとうと言われるようなこととか、自分が無理しない程度だよ、それから自分が多く持っていたら分け与える、謙虚である、それを実践していけばマイナスとプラスで相殺されるから。それはなぜかというとそれが「経験」。
ただね、おもしろいことがあってさ、
人をいじめるとかに罪悪感もなければ後悔もないというものは誰も罰することができない。
―そういう人がいるの!?
そういう人たちが生まれてきているじゃない、犯罪者とかで。サイコパスとかいうやつ。
―なんで生まれてきちゃったんだろうね。作ったのかな。
いや、あれは違うところから来てるんでしょ。
―例えば、何の罪の意識もなく人を殺したとしても、あの世に行っても自責の念がないから。
―それってひどいじゃない。
意味のないことは起こらない。その者にはその者の経験があるんじゃないの。その者にやられる者も。
―悪魔は悪魔のお仕事があるって言ってた。
あのね、言っておくけど、教会の言っていることは信じないほうがいい。教会は教会が成り立つためには悪魔も必要なんだよ。敵が必要なんだよ。お寺さんが成り立つためには鬼が必要なんだよ。地獄のね。その役割なだけであって。
―そのサイコパスっていう役割のエネルギーはこの世界ではなく、第四宇宙か第五宇宙とか?
あれは第六宇宙です。
―サイコパスになることを選んだ人がいるってこと?
そう。
サイコパスも必要?
―なんでこの世界に来て混ざっちゃったんだろうね。
必要だから。必要でなければ混ざることすらできない。
―私、その世界から来てないよね?
来てない。サイコパスはこういう会、場を設けるのが苦手。一見サイコパスってなんでもできるようにみえるけど、無責任なんだ。責任を取らない。できない。
一番サイコパスとして成功するのは、弁護士、裁判官。なぜか、何も感情を入れずに判断できる。これは統計で出てるんだよ。必要なんだよ。
―それはなんだかなあ。以前自分の子どもを虐待して殺したサイコパスと言われた父親がいたじゃない。
自分にとって必要ないからでしょ。子供が生まれる時は自分にとって必要な理由があったんだ。それ以上でもそれ以下でもない。それがサイコパス。わかってくれといわれても他人との感覚はわからない。
―楽しいのかな。
楽しいとかでは生きてない。犯罪者の気持ちはわからないよ。サイコパスだろうとサイコパスでなかろうと。ただ統計的にそういうのが多いなということ。
(2021年3月)
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