前世の記憶を失わず、生まれ変わっても覚えているとしたらどうだろう。普通の人間はすべて忘れてしまうが、ご縁のある人はなんらかの前世でのつながりがあったようである。(2年前の記事を更新)
前世は必要なら思い出す
――私がものすごく長生きしたら、あなたが転生して再び会える可能性はありますか?
ある。まあ私が60かそのくらいで死んだら、えっと(あの世に)行って帰って1週間かな。
――え、そんなに早く生まれ変わるの?
ただし、生まれた時は0歳だからね。
――え、そうなの?
だって、生まれた時に5才だったら怖いよ~(笑)。
――生まれ変わって、たとえばAさんくらいの年齢の生きている人の身体の中に入って行ったりはしないの?
それはもともと入っているエネルギーがあるので、そのエネルギーとちゃんと約束を交わしている限り、やるのはご法度。
――だってその人を殺しちゃうことになるよね。
中身が変わるっていうのはそういうことだから、私はやらない。私はそれを好まない。
――しょうがないから生まれ変わって、そのときにまた関わりたいなら、今からお願いするなり、約束しておけば?(笑)。会った時に、あ、ってわかったら面白いでしょうね。
そういっても、私は覚えていて、「よ!」とか言っても相手が覚えてないんだよねえ。
――きっと私も前世の凄いご縁があったから、こうやって会っているんだと思うけど、全く覚えてないし、きっと思い出したくないんだよね(笑)。何回か聞いても、ギリシャの時に一緒だったとか、なんか適当な答えなんだよね。全然、ピンとこないなー。
――前世はピンとこないと言って、みなさん他人事のように笑っていらっしゃいますけど…。こんな話を7年も聞いてるご縁だって、前世もなんらかの縁があったでしょう? 袖振り合うも多生の縁、って袖振り合うどころじゃないじゃないですか。
前世は必要ないから言わないよ、ビデオテープのようなものだから。
必要なら思い出すでしょう。
そうじゃない限りもう終わったことだから、認識とか経験は消えないけど、そこの中で必要じゃないから思い出さない。
この世界で生きるために忘れてきた。
この世界で生きるために必要なら思い出すから。
前世には興味があっても思い出すことはできないし、言い当てられても実感は湧かない。前世の記憶とはそんなものかも知れない。
シュメールの時代に…
――ねえ、こんな集まり、江戸時代にやってた? 平安時代にやってた? それともヨーロッパとか、中国とか。
えっと麦(麦の栽培)が入ってきたのはどの時代だっけ? ぼろを着ているような。
――古いよね、メソポタミアの頃かな(麦は1万年前から栽培)。
(私たちが前世でこうした語らいをもっていたのは)そこらへんじゃないの。
――えっと、メソポタミアぐらいの時代にお会いして、こんな話をしてて、じゃあ今度は日本でやりましょうってね(笑)。
(当時は)日本という認識がない。大陸が違ってた。気候的には日本に似てたんじゃないかな。
――メソポタミア文明ってシュメールじゃないですか、シュメールって、スメラミコト、天皇につながるって話もあるし。
いろいろなものを日本に伝えたかもしれないよ。
――私たちが伝えたかはわからないけどね(笑)。つながってるじゃない!すごいじゃない。
その時はパン食だよ、今のような小麦のパンじゃなくてね。
――とうとう、前世までこんなことやってたなんて話にたどりついてしまった(笑)。
でも前世は今よりもエネルギー物質とか、能力とか、例えばパンを作る酵母を見つける能力に長けているとか、水脈を見つけるのに長けた能力とか、そういう人の集まった町や村だったから。
すごく自然にやっていたんだ。
ただし、私が(あなたたちの前世を)覚えていたとしても、私は言わないから。
――みなさんがシュメールにはいたんだ。
いた。だからそういうところに旅をして、どこに自分が惹かれるかはおもしろいかもね。遺跡とか。
――シュメールってどこだ? 結構行きにくいところだよね。
ポンペイの前世
――私はチュニジアとか、北アフリカとかに惹かれて、ローマの遺跡を見に行ったことがありました。
(メンバーA、Bを指して)こっちとここがいたのが、噴火で一夜にしてなくなった町。ポンペイ。
――AさんとBさんは旅行で行ったことがあるって! あなたはそういえばポンペイにいたって言ってたよね。テレビで遺跡を写したけど、このあたりで死んでたのが私とか。
あまりにもリアルすぎちゃってそれを見られないんだ。あの火山の噴火の振動ってすごいよ。
――え、ちょっと衝撃だな。ポンペイの前世って言われて、2人とも行ったことがあるって。あんな行きにくいところなのに。
でもそれはあくまでもビデオテープ。
自分たちの持っている経験のビデオテープ。
必要なことは出てくるから利用すればいい。経験はなくならないからね。
(2019年12月)
★より多くの方々にこのブログを読んでもらいたいと思っています。記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。ブログランキングでは、他にもおもしろいブログに出会えます。