外れる予言こそ一流
――絵の話をしています。
予言的な絵はそのときになってみないとわかんねえ～、と思うものがあるけどね（笑）。
そうなるのか、ならないのか。
私は逆にいろんな予言が出てきたときに、外れる予言者がすごい予言者だと思った。
それを（事前に）知らしめてやってね。
――それを避けたわけですね？
そう。
当たらせる予言者ではなくて。
なるべく避けてその予言が当たらないようにする予言者が一流だと思う。
人は勝手だから、当たらないと当たらないって言うし…。
伊勢に教会？
上に掲載した絵を見ながら…
5分ぐらいで降りて描いた絵。
教会が出てきた、
なんだこれ？
って思ったくらい。
これは伊勢なんだよ。伊勢神宮の伊勢。
私は教会はあまり見ないから。
これはびっくりした。なぜだろう？ と思った。
――「われわれさん」も降りてきているものを何とか言語にしているってことですね？
だから私の頭の中にない言語は言えない。頭の中にある言語は言える。
私の頭の中には造語が多いから、これでいいのかなって思うこともあるみたいだけど（笑）。
意味が分かっているわけではない。
「われわれさん」達は音とか言葉に敏感だね。祈りに敏感なように。
――言霊というか…。
声？ あんまり激しい言葉は好まないみたい。
激しい言葉の場合は、あなたについているおっさん（みたいなエネルギー）が出てくるみたいだけど（笑）。
――はあ（笑）。それにしても（絵を見ながら）すごい作品群ですね。
私が描く絵は下手。
まわりが描く絵は、ええ！ こんなんなんだ！ です。
時々うまい絵があると、自分では描けないから悔しい（笑）。
――この短歌みたいなのもいいですね。
頭の中にある、どこかの本で読んだような短歌もあるからね。
ときどき漢の文字、四角張った漢字で書いた詩もあったね。
――ここのところの「われわれさん」のメッセージが哲学的で、解説があった方がわかりやすいかと思って、（サイト管理者には）好きに文章を書いてってお願いしました。
義足、義手のこれから
あと、身体の不自由なお方が、腕を作ったり、足を作ったり、立ち上がれるような機械を作ったりとか、
そういうジャンルはこれから、いろんな意図をもって伸びるだろうから、見ておくと面白いかもしれないよ。
――義足とか、義手とかですね。
バカにしていたものがいつのまにか上にいるということ。
特に人とは違う馬力が出るわけだから。
（2023年3月）
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