鹽竈(しおがま)神社の神様であるシオツチノオジが起きたのを始め、土地の神様が起きる、目を覚ますということは弊害(天災?)を含め、いろいろなことが起きるということのようだ。東北地方の話題へと進む。
蝦夷の土地
――東北は特に起こるね。
そうだね、神起こしだからね。(東北地方には)あやかし(妖怪)がいっぱいいるんだ。
あやかしが統一しているのが東北だからね。
阿弖流為(アテルイ、蝦夷の長)。
あそこは蝦夷の土地だから。やまとの土地ではないから。
そしてあそこの土地は差別がなかったの、区別はあったけど。
あなたはあやかしね、あなたは人間ね、ていうのは区別。
差別は、お前は妖怪だから、こうだ、こっちに来てはダメとか。
?
――座敷童(ざしきわらし)って一人ではないの。あちこちにいるの。それが統一していてみんな座敷童の言うことを聞いていたの。でもそれが壊れたらとてもそんなことは言ってられないよね。
東北はいろんなことが起きた後だからね。土ならしができた。
――3.11でひっくりかえしてしまったから。
ひっくりかえしたのは、人間ぞ(怒)!
…誰だ?
今の、強いのが出てきた…。相当お怒りみたいだね…。
(ここでは別のなにがしかのエネルギーが降りてきて、怒りをあらわにしたということのようだ)
――だから地震が起きちゃったのかな?
でもそうしたから、目覚めたんでしょ。目覚めろ! ってやったんでしょ。
――東北の風土とか、人の性格的なものとか、地の雰囲気とかってどうしても私には肌に合わないっていうか(※ 個人の見解)。
(あなたは)空(くう)だからでしょ、空(そら)だから。あっちは地面。
――何となく違うんだなあ。
だからどこにこだわるかだ。
あのね、エネルギーっていうのはプラスもマイナスもない、いいも悪いもない。エネルギーがあるだけなの。
それで、明かりがあれば影もあるんだ。明かりが強ければ影も濃くなる。
明かりだけ欲しいの~って言っても無理なんだ。
東北というのは…、
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