「審神(さにわ)」とは、神道の祭祀において神託を受けて伝えるもののことを言うようである。天皇もこの審神の役割を担っているのだろう。
審神の意味
――以前、さにわの漢字を「審神」と伝えたけど、「審神者」と書くこともあるようだね。
神社でやるのは「審神」で、一般の村などでやるときは「審神者」といって「者」がつくんだ。
「さ」は「人間、開く」、
「に」は「イコール」って意味もある。
「は」は波動の「は」。
「さにわ」がないときは「アレビト」。
「ア」は「女の人」だから、審神者も女の人がやった。
男も女もどっちもする。男の人は「つむぎ」といって道を作る。つむぎは男の人にしかなれない。
「玉をつむぐ、縁を結ぶとか、たまをとばす」。
天皇の第一皇子は、ある一定の期間自然の中に入って行って、そういう力を開花させたんだ。
倍音を使う
――天皇の即位儀礼(大嘗祭)は、北方シャーマニズムが入っているようだね。神は木の上に鳥の姿で降りてくると考える。そこから鳥居が生まれたのかな。
「囲む」というのは、自然の大きい木を呪(じゅ)で囲む。
赤い呪ともいう。
即位儀礼の中で「マドコオオウフスマ(まとこおうふすま 真床追衾のことか)」という布を被って神になる。
さにわは石笛をよく使っていた。
神社などの警蹕も石笛の起源。
ホーミー。まさに倍音はスピリチュアル。倍音要素の強い楽器は神事につかう。
風を使うのは神を呼ぶ。
琵琶はそうだけど琴は違う。
脳みそを起こすもの、刺激を中に与えて、脳みそのある一定方向を起こすもの。
倍音は効果がある。不快な音は倍音ではない。
仏壇のおりんは呼び鈴や慰めになるんだ。
神社での鈴は倍音。すごい。
鈴についている五色のキレがつむぐ。
五色人(竹内文書の中で、世界には黄人、赤人、青人、白人、黒人がいたとある)からきている。
(2014年2月)
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