線香の火で?
――1月、田中角栄邸が燃えましたよね。
(笑)。あれはおもしろかったなあ。
――1月3日でしたよね。線香の火であんなに燃えますかねえ? お線香で火事は起きたりはなくはないけど、全焼するまで気が付かなかったのかな?
あのね、そう言わざるを得ない出来事ってあるのよ。
――そこ、詳しく、細かく教えて!
(笑)
――あの後の報道は何にもナシですよ。
何か、どうしても隠したいものがあったんでしょ。
――そんな気がしますよね。
それで、ソレを移動させたから、そこを燃やしたんでしょ。
――何? 何? そのあと何も報道ないですし…。
報道できましぇん!
火事が起きました、
燃えちゃいました、終わり!
なわけないですよ。
文化財的なところでしょ、火事に対して、水に対して防衛はしてたはずですよ。
――スプリンクラーとかあるでしょう、線香くらいで全焼するなんてないですよ。
何か撒いたみたいにね(笑)。
権力者とのつながり
――すごく大きいところですものね。田中角栄時代からの「何か」ですか?
そのもっと上だね。
代々だから。
――田中さんってポッと出てきた人だよね、じゃあ田中さんが引き継いだものがあるんだろうね。
だから大きくなったんだよ。
あんな、ぽっと出が出てこられるわけないじゃん。
で、強力な権力者に逆らったから、つかまったんだよ。
以上だよ。
わかりやすいよ。
――ここまでにしてやったのに、最後に逆らったなってなって、黒いピーナッツ(=賄賂)って言われちゃったんだ(1976年 ロッキード事件)。
でも、ある意味、正義の人だったんだよ。
――新潟の人は悪く言わないですよ。こっち(強力な権力者)のことがわかっちゃうようなものがあったのかな。
う~~ん、ここだけじゃなくてね。
いろんなつながりがあるじゃない。ここのこことか(笑)。
――そんな簡単なものじゃないだろうから、どろどろしたものがたくさんあるものを、燃やしちゃった?
ただの火事なわけないじゃない。
(続く)
- 1
- 2