命の危機によりストッパーが切れる
――今は江戸時代から明治になるくらいの過渡期っていう言い方をしていたけれど、もっと違うイメージで、人類がある意味進化、どこがどういう風に進化するのかはわからないけれど、そういう進化のためのプロセス、刺激なのかな。
―ー「サピエンス全史(河出書房新社)」によると、人類は2万年ぐらい前に脳が急に進化して動物と違って想像ができるようになってきたって…。どうも何か大きな刺激があって生物としてあり得ないくらいの飛躍があって今の人類になったって。明治維新より、そのぐらいのインパクトがあるのではと思うんだけど…。
似ているようなものだ。
そうだね。そっちの方かもしれないね。
命の危機になった時に、脳の中のあるところにあるストッパー(が切れる)、普段脳は100%使われているわけではなく維持するためとか、協議をするためとかで使われて進化してきているけれど。
命の危機的状況になるとそれが瞬間かもしれないし、数時間かもしれないけれど、ストッパーが切れるんだ。
その時にいろいろな刺激を受けるんだ。
ーーそれは人類の個々かもしれないし、全体にかもしれない。
百一匹目の猿が生まれたんだよ。
でも、人たちの思い、わちゃわちゃしていた人々の思いで一番似ているのは江戸時代から明治の時なんだ。
ただ、全人類で見ると、あなたの言ったような、種の起源、作為ということなんだ。
共生による人類の変化
――コロナが変異していくように、人類も亜種ができるというか、それは一人一人が変わっていってそれが積み重なるのか、全人類がある時期変化するのか、そういう意味ではそれは楽しみだよね。
そうでしょ。パンデミックと言われているけれど、共生していくためには無自覚の人にウイルスがたくさん入ることだから(=ウイルスが入っても無自覚の人が増えること、集団免疫のことか)。
――集団免疫のこと? ある意味10年後とかどうなっているか楽しみです。
一番楽しみなのは6年後かな。
そこからまた、人たちが何を考えていくか?
道具が変わっていくか?
――そうすると、今までの人類の考え方とかが根本から変わっていくよね。
だから、新しいからみんなパニックになるんだよ。
(2020年7月)
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