箱根の噴火の危険性、地下水は地球の「血流」

下の関連記事などで何度となく箱根は危険な状態にあると警告しているが、今回も同様である。後半にある地震の発生する仕組みは、地下水の考え方ともに参考にしたい。台風や大雨も、災害となることもあるが、地下を冷やす(=地震を抑える)役割もあるようだ。

 

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箱根は要警戒

 

――箱根がまた噴火警戒レベルが上がったよね

だからダメだって言ってたじゃない。まだこれからだよ。

だって毒ガスが出ているんだよ。もっと山の奥のほうで。それを(報道で)言ってないんだ。毒ガスとお湯が出ているところがある。

――大涌谷以外でも山の斜面とかでガスが出てブクブクしているところがあるって話は出ているんだよね。

吸うと喉が痛くなって記憶障害を起こすような毒ガスだから。

道のそばとかも小さくポンポンと出ているところがあるんだ。揺れてないところでも。命あっての物種なんだから。

――箱根町の観光関係のところが、ごくごく一部のところだけが立ち入り禁止になっていますとか言って。風評被害とか言ってますよね。

もうわかっているはず。専門家が入っているでしょ。命あっての物種じゃない。

――火山学者の早川由紀夫さんって結構辛辣なことをツイッターで言っていて。観光協会は大丈夫だっていうけど、死ぬのは観光客だって。

そのまんまだ。地元の人たちも被害を被るわけだ。大丈夫だって言っているせいで逃げられないでしょ。

観光客は来なければいいんだけどね。

トップは危ないのを知っているから来ないよ。

阿蘇のほうも揺れているけれど、あそこは古古神(ここしん)が多いから守られはする。ボンとはいかない。海の方へ流しているから。

北海道は揺れる。でもしょうがないよ、どこかでガス抜きしないといけない。中の温度が変わるから。

なんで揺れるかは暖かくなるからなの。地熱があるってこと。

揺れるってことは磁場が動いているってこと。マントルじゃないから。奥のところ。

 

地下水は地球の血流

 

――あなたは地震はマントルの流れで陸地が動くからではないって言っているよね。

科学者だって知っているよ。それだけじゃないって。でも(その学説を)出さないんだよ。

――そういうことを言っている地震学者の人がいるっていうのをネットで読んだことがある。

マントルの流れで陸地が引っ張れるのもあるよ、でもね、胎動して胎動して引っ張られてそれがどこに行くかで変わるわけでしょ。

水がなくなればそこへ入っていくからね。

だから私は地下水は大事だよって言っているんだ。

あなた方の資源じゃないんだ。

使ってもいいけども、みんなのもの、地球の血流、冷やすためのものなんだよって。

でも目先の利益なんだ。わかってないんだ。

だから地震が起こるんだ。

 

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(2019年5月)

 

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