(人間の驕って、感謝がない。若い人たちの方がある年代の人たちよりできている、という話から)―高度成長期の世代がダメね(笑)
バブルの世代も。その時代に驕りが定着してしまったかな。
でも、いざ災害がおきると、お金では何もできないことがわかった。
物がないからお金があってもダメだった。
―そう思うと阪神大震災、3.11のあとの自然災害は本当に目を覚まさせるためだったね。
何を選ぶんですかってこと。
日本はなぜ「雛(ひな)形」って言われるか。
日本で起きたことは世界にもっとひどい形で起きるんだ。
ハリケーン、地震、水害。世界中に起きてるでしょ。
でもひな形である日本はまだそれより被害は少ない。
―火山の噴火も世界中で頻繁に起き始めている。
(大地を冷やすという意味で)だから、水が足りないんだ。
日本人は水を汲み上げるにも、大丈夫かなって思ったりするけど、海外は取れるものはみんなとってしまうから。
―そっか、日本人は自然に対してなんか感じるものがあって、どこかでストッパーが働くんだ。
「もったいない」って感覚だ。
今、以前に完全には戻れないけれど、立ち戻って考えようという動きが出てきているのはよいことだ。特に若い人たちの間で。
―今の中間の世代、中年層の人たちは知らないできているから若者に教えられない。でも、世代の問題ではなく、それぞれの意識の問題もあるよ。何も知らなくて通り過ぎてしまう人たちも多い。この頃洋服の質が悪くなったと思う。
この服を着た人は気持ちいいだろうな、と思って作られる服が少なくなった。
―それは電気製品とかもそう。長持ちすると売れなくなるっていうのはどの商品にもある。資本主義なのかな。
でも、もうそれがギリギリになっている。
―洋服に関して言えば、もう崩壊しています。大手アパレルはボロボロです。(古着の話へ。でも古着には着ていた人の念があるから心配。)
昔は古着はバラバラにして売って、違うものに組み立てて作り直す。
念もばらばらになって霧散するから念は引き受けない。
昔はそういうなにがしかの感じを受取れてた。作り手の感度と買い手の感度がよかったんだ。
でも今はそれがなくなってしまった。
最近、人の話しを聞き流す人も多くなった。感情が読めない。自分がないのか。
年齢の高い人は怒りっぽくなった。
それは聞いてるかどうかわからない人が多くなったからだ。反応のない人が増えたから。
外にも興味がない、自分にも興味がない。だから小さいんだ。自分の周りだけ守っていればという傾向がある。
―でもそれは社会の傾向がそうだから。そうしないと守れないからっていうのもある。
確かにね。塩梅(あんばい)がいい、ほどほどがないね。それを知らない人が多い。
―塩が一番おいしいし、一番まずい。だから塩梅が大事。
自分で感じないと自分のほどほどはわからないから、失敗も経験。良い加減が大事だ。
自由と自分を大事にするということがわかっていない。
人間同士でもわからないのに、神様はもっと人間がわからなくて悩んでるんですよ。
どうしようこいつらって(笑)。
神様って一人の人間に集中するわけではないのね。
その一帯の地母神であるとか。そこで生まれた人は代々そこの神社の神様、地母神があれ??っていうのが多いよ。
そうだよね、意思の疎通ができたらいいよね。この会を始めた時もそういうことの話が分かってくれる仲間が欲しかったんだ。すっかり仲間になってくれたけど(笑) 見えないものとちゃんとコミュニケーションが取れるといいね。
(2017年10月)
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