これまで再三、メッセージのあったテーマ。「日本」という国はなく、中国側の呼称である「倭国」でもない。言霊(ことだま)である「わこく」には深い意味がある。
倭国ではない「わ」
――「わこく」というのは中国の言う「倭国」ではないんですよね?
違う!
全く違う!
「わ」は音。
――漢字として当てはまらないんだ。
強いて言えば「〇(まる)」。
広がる。
わ~あ~。
広がる。
「あ」は女だよ。広がる。開ける。
わ~ み~ ん。
「ン」は止まる。わ、わ、わ(わあ、わあ、わあ)。(※音の感じは文字ではうまく伝えられない)
――「わ」だけで会話になる地方があったよねえ。
「わ」は閉じていない広がりの丸
私の言っているのは「わ」ではなくて、わあ~と広がる。
「わ」は輪。「わ」に「あ~」がつくと開ける。「あ」は女。
――たぶん、もうなくなってしまった音韻ですね。
でもね、たぶんね、丸(まる)って嫌いな人いないと思うんだ。覚えているんだよ。
――テストの丸が刷り込まれてる(笑)。
丸ってとじてるのではなくて、閉じてない丸なんだ。抜けるってことは完結しない、広がって、伝染するの、伝わるの。輪が閉じてないの。
伝わるときにその人独自独自で受け取ればいいの。震えが違うから。小さく受け取る人もいれば、大きく受け取る人もいて、受け取らない人もいるの。
(続く)