「見える」ことをカミングアウトできる時代
(今の時代は、見えない世界、あちらの世界への認識が変わり)普通のカテゴリーが変わってきた。普通だったから流してきたけど、なんだろうって考えるようになってきた。
――そんな感覚を持っている人は、その感覚の大小はあってもかなりいたんだと思う。それ(見えない世界が私には見える、など)を言えるか言えないかだったけど。
言う時は怖いよ。どこででも、親しければ親しいほど。カミングアウトだよね。
でも、今はどんどんカミングアウトしている。
周りの流れが変わってきている。
世間の意識・認識が変わってきた。
――現実の世界の意識認識も変わってきたから、見えない世界も変わってきたのかな。
こちらの世界の意識が変わってきたので、壁も薄くなってきたでしょうし、それで何か壁の向こうを垣間見ることもあるだろうし、そちらの人物・人材にも会うだろうし。そういうものに抵抗、嫌な感情を持つ者が少なくなったのと、好奇心を持つ者が増えた。好奇心が強くなった。
こちら側のそういうものに対する感情が変わったので、向こうもスルッと入れる、そういうような重なりだと思う。「促し」はあったかもしれないけど、知らないうちに重なって、昔は不信感もあったけれど、好奇心のほうが強くなった。
――それを否定する世の中ではなくなってきたのかな。
大らかっていうか、黒でも白でもないという、グレーな部分に寛容になったっていう感じかな。そういうものに対する感情、感覚が変わってきたというのは(われわれの)悲願だったね。
二種類に分かれてるね、好奇心を持つ人間、それは好意的、もうひとつは利用するという人間、信じる信じないではなく、あると認めるけどね、これは企業とか男性に多いかな。面白いことに男性も受け入れ始めている。
――今、時間が加速しているのと、こういう世界のことも受容できる、寛容性が増してくる、まさにそのスピードが加速している感じがする。
そうだね。企業でもユニークな人、今までは裏でしか動けなかった人たちが前面に出てきている。
―特殊だというのではなく、何かの能力に長けている、つまり速く走れるとかと同じ何だと思うようになってきた。
そう、私なんかは先祖返り。先祖の記憶、認識を忘れていないだけだ。足が速い人とか、海に深く潜れるとか、見たものを一瞬で記憶できるとか、それが能力なんだ。それぞれが特別な能力をもっているんだ。それを人が認識し始めた。自分にはどんな能力があるんだろうと思うといいね。
――私にそういう能力があるということではなく、そういう人たちや興味を持つ人たちと多く接していると、そういう風になってくることもあるよね。
そういう選択もしているってことだ(笑)。
だから選択というのはとても重要で真剣にするべきだね。
(2017年5月)
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