グレーゾーン、線引きしないで物事を見てみる

どうしても私たちは人種でも、宗教でも、考え方でも線引きをして、カテゴライズしてしまう。色眼鏡なしに、物事を見るのは思うほどカンタンではない。

みんな「差別と区別」を学んだし…。

人というのは、切るんだよ。空間を。

だから、切らないで、色がにじんでもいいじゃない。 

 

――グレーな空間があっていいってことですか?

グレーもいいし、人というのは、これが人だとすると(何かを指して)、これの答え、これの行動、私はこう思う、こっち(の人)は違うね。

でも知っている、ここ(人と人との間)あやふやでもいいんだ。

でも、線をつけたがる。

――どうしてもカテゴライズしたがる。

はずしてみな。

これだから、こう、という感覚を。

――今までそういうのが多かったよね。 

まわりもね。でも、意味を、はずしてみな。

――好き、嫌いは別として、あなたがよく言うじゃないですか、あなたはそうしたいのね、私はこうなのって。あんまり私、それは得意ではないけど。

でもはずして、(枠を外した世界を)ちょっとのぞいてみな。

――のぞくの? エネルギーが要るね。

他者をのぞくのではなくて、おのれ(己)をのぞく。

――おのれをのぞくほうが、エネルギーがいるよ。

でも楽だよ。

――いままでこうだったものを外されることによって…。

見えてくるものがある。

――でも大変だよ。

大変だと思えばね。自分を楽しく疑ってみる。これはこう、じゃないかもしれない。

――それは、やるだけの価値があるならやるけどねえ

やるだけの価値はある。空間が変わるから。あなたが広がるから。

――まだ、みんなができてないから。

あなたが一番になればいい。

――先頭を走るって結構大変だよ~

走らなくていい。やりたい言い訳をするのか、やりたくない言い訳をするのか。

その先生になるのは、子供たちだ。今一度、だってそうなんだもん!を、思い出して。

――だってそうなんだもん、って言ったとたんに、周りにだれもいなくなったりして(笑)

でもまあ、それはそれでいいよ。楽だね。

でも結局、好奇心の動物だから。一度いなくなっても、人は確認せざるを得ない。

――さっき線を引きたがるということで、例えば私はF業の人にはよいイメージがないと勝手に思っているんですよ。それって線を引いちゃってますよね。

あなたがそう思うのなら。あなたがどう思うか。 

――いったんそれを疑ってみる。

なぜ、引いたのか、なぜいやなのか。

なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ…。

――どうせやるなら、もうちょっと違うことでやろうよ。

――いや、身近な例で、線引きしてるなって(笑)

(笑)。

(2023年8月)

 

★よりたくさんの方々にこのブログを読んでもらいたいと思っています。記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。ブログランキングでは、他にもおもしろいブログに出会えます。

人気ブログランキングへ

精神世界ランキング

★コメントを頂き、ありがとうございます。返信は特にいたしませんが、すべて目を通しており、励みとなっています。

★これまでの800件以上の投稿記事から、テーマごとにまとめたページを作りました。随時、追加予定です。

関連記事

これまでの「われわれさん」へのこれまでの膨大な量のインタビューの中では、同じテーマで質問することもあるので、メッセージを横断して特集していきたい。同じ内容でも表現の仕方が違うため、一つのテーマへの理解を深めるきっかけとなり、サイトのコンセプ[…]

IMG