子どもから学ぶ、後輩から学ぶ

現在、獅子奮迅の活躍をする野球の大谷翔平選手であるが、デビュー当初は野球評論家の諸先輩から、二刀流は無理でどちらかに専念しなければならないと言われていた。年功序列でなくなりつつある今、次世代から、子どもたちから、謙虚に学んでいく必要があるだろう。

 

「年配の」子供たち

 

そういうこと(=経験を積みながら、未来を創造すること)をワクワクしながらやる子供たちや、先に生まれていたちょっと年配な子供たちが動き始めている。

――ここにいるかなり年配な子供たちもね(笑)。

――今の20代や10代は、しっかりした人が多いなって思いますよね。

「大人」と呼ばれる人たちが、実は大人ではなかったりね。

――そんな気がします。だってスポーツ選手とかも。昭和のスポーツ選手って運動しかできなかったよ(笑)。

――大谷選手はね…。あの人「中村天風」も読んでたって。私ずいぶん昔に読んだことがあるんだけど、ヨガをインドの奥地でやったような人なんですよ。大谷さん、そんな本読んでるんだってびっくりしました。ちょっと次元が違いますよね。

そういうお方々は最初理解されないから迫害される。

そして人は往々にしてそういう事柄が好きだ。

――異次元ですよね、完璧。今まで見たことのない人。

――今まで先輩に学ぶものだったのが、だんだん後輩に学ぶようになってきましたね(笑)。年下から学ぶ。

だから謙虚に学ぶんだよ、大人のほうが謙虚じゃないと思うがねえ…。

――この前、吉川英治記念館に行ってきた。「我以外皆我師」って字が書いてあった。あの人小学校しか出てないのに…。

わからなくなったら子供の行動を見たらいい。

素直だから。

――社会でも、就職したらそのまま年功序列で進んで定年まで、という時代ももうなくなりましたよね?

ない。

だからそれにこだわったり、それに慣れている者たちが慌てている。

奴隷ではないから。

 

プロセスこそが答え

 

そしてそれを刺激として受けて、楽しみとして動く者が出てくる。

だから気の合う者同士でしかできなくなる。

もしくは「仕事」として割り切れる「大人」同士でしかできなくなる。

――それはよくわかってきました。だんだん話が通じない人も増えてきたし、住み分けているので交わりもしなくなってきているのもあるかもしれないです。

だからおもしろいでしょ。どこでそういう者たちが交わるのか。いろんなヒントがある。

だから人は進化している。そして要求している。知りたい、知らせたい。

答えは一つではないということ、答えがない、プロセスが答えだということに気づき始めている。

それをどう使うか。

――究極だよね。その時に一つこれが答えだと思っても、違ってくる。

だから探求心が強くなるよ。

(2023年4月)

 

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