後半の記事を更新(2月5日)。 人間は、病気や災害や困難を避けようとはするが、こうしたことにぶつかって初めて強さを身につけるともいえる。疫病によって免疫力をつけるとも言えるし、長い目で見れば「進化」のチャンスなのかもしれない。
身体の変化は進化
――ずっと前から、各分野でカテゴリーの境界がなくなるというか、縦断も横断もしてくるのではないかと、ぼんやりと思っています。例えば、美容と健康(医学)とスポーツのトレーニングとかも分かれずにだんだん一緒になってくる、同じことなんじゃないか、みたいな。
だから、身体の中というのは小宇宙といわれているように、今まさに、脳と、脳は司令塔でありながらも支えられている場所でもある。
そこの部分に置いて話をしているということ。
だから面白いことに(身体の臓器でも)よく話すものもいれば、寡黙なものもいる。
でも中のいろいろな部分が変わっていくと、特に腸内環境が変わっていけば、そうすると今まで何も言わない臓器だから、病気になった時に大変だというのはかわるかもしれない、言うかもしれない。
痛いのよって。
だから身体が変わるというのは進化の一つ、中が変わろうと、指が5本から6本になるかもしれない。
ただそこの部分で決して極端ではなく。
だからこそ身体が変わる時には喜んだ方がいい。
病気になった時も。苦しいだろうけれど。
――以前頭痛がする時に、頭の中が切り替わってるからとあなたに言われた。
苦しいねえ。でもそれを自覚してやればいい。
そういう時にしか変化できない、人間は。
人間は悲しいことに物事が起こった時にしか変化できない。?
――それは言えますね。
起こるよ、起こるからここを回避するんだったらこうだよって言っても、嬉々勇んでいくから。
――ガシャンとぶつからないと気が付かないからねえ。
そしてぶつかって、怒るんだ。
――なんでこんなことが起きるんだってね(笑)。
(続く)
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