コロナウイルスの蔓延する中、除菌、抗菌の一辺倒であるが、果たしてそれだけでいいだろうか?
―世の中で起きていることがみんなわかりやすくなってきた。パターンだね。
いかに自分で自分を縛っている人が多いことか。それを忘れていること。今、思い出したんでしょ。
一番大事なのは何? 自分が一番今することは何? しないことは何? それは人が関わっていること、関わっていないこと、ってシンプルじゃない。
おもしろいことに、昔「3秒ルール」ってあったじゃない。
―あ、そうそう。食べ物を落っことしたときに3秒経ってないから大丈夫、食べられるってルール。知らない?
でもそれで菌が入っていたりもするけれど、それと共存してたりしたんだ。
今はきれいにしすぎている。除菌、除菌って。でもその除菌剤が大丈夫か。何が入っているか見ないと怖いよ。
皮膚の表面にもちゃんときれいにしてくれる生きものがいる。それがなくなると皮膚が荒れちゃう。
―菌は鼻の横にたくさんいるって。だから鼻の油を付けるといいっていうの(笑)。
要は共存している生物は人間を知らないわけ。皮膚の上に暮らしているだけだから。
殺菌をすると、し過ぎるとそれも死んでしまう。
腸内細菌でも善玉菌、悪玉菌っていうけど、バランスが大事。
善玉菌ばかりだとおかしくなるよ。あまり消毒し、きれいにしすぎて、消毒しないとだめと目くじら立てると精神的ストレスになる。
―ひ弱になるね。都会の人たちは特に。そういう人たちの心の奥にあるものも出てくる。
「不安」ね。それを見なきゃいけないわけ。その人しか解決できないから。
―大丈夫だよって言えない。
だから私は大丈夫だと思っているけど、あなたはどう?(という対応)でいいわけ。
―そうそう、各個人の判断になる。それって実はものすごいレッスンだね。(2020年6月)
★記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。他にもおもしろいブログに出会えます。