人が考えて、行動するのは、本当に一人で行っているのだろうか。そして「思い」というものが反映されることを認識しているだろうか。
インスピレーションは上から?下から?
―前回の最後のほうに、常にそばにいるって。何かを選択するときにインスピレーションがあったらそれは自分一人で決めてることだと思う?っていう言葉があったのが印象的だった。
なんで人ってさ、何かひらめくと「上から降りてきた」っていうんだろうね?
―下から登ってくるとは言わないね(笑)。それってさ、どうでもいいことだけど、やっぱり上から来るの?
来ると思えば。そこが空間だと思えばね。
―それじゃあ、私のインスピレーションは下から来るとか、横から来るとか思っていいのかな?
それでいいんだよ。そこを選択するっていうことは、そこが空間だと認識してるってことでしょ。下と上があるんだから。
―じゃあ私のインスピレーションは下から来るってことは地球の中から来るってこと。そして上から来るのは宇宙から来るってこと?
そうです、それでいいんです。自分自身が今、何を、つまりそこの空間を特定して何を上と見るのか、何を下と見るのかだ。
―今年(2019年)一年、やはり一番は新しい天皇が即位したってことと、自然災害、気候がおかしかったね。
うん。
―それ(=気候変動)は人の思い(の集合体、反映)だとさんざん言ってるじゃないですか。その思いがよい方向へ変わるような。
人にとって良い方向ね。
―私たちは人だからね。人にとっていい方向になるよね。
だったら、それを願えばいい。「なるわけないよねえ」とか面倒臭いこと思わないように。「なってくれるといいのにな~」ではなくて「なってよ」でいいじゃない。要するにシンプルなんだ。シンプルに。
―そうしたら希望が持てるじゃないですか。
そう、願えよ。されば開かれん。
対岸の火事ではない
―この状況で来年(2020年)どうなるかっていうと?
そこで何を学ぶかっていうことは考えてほしいけどね。対岸の火事でないから。
いろいろなものが壊されて、その場でできないということ(=できなかったこと)ができてきているから。本当にシステムを変えなきゃいけないよと言われている可能性があるよね。
一つはシンプルに物事を見るべきだ。ジャッジメントではなく。そして「できる」と認識することだ。自分が動けるものに対しても。実際に動けないことには祈ることはできるし、願うことはできる。
―「思いの深さ」ということばを前回繰り返し言っていたよね。
自分がどれくらいそういうことを持てるのか。
―被災した人たちは実際に思いが深くなるって。それだけつらい思いとかショックなことがあったから。
それがなくても思いが深くなるといいのにね。本当は。
―自分たちが直接被害を受けなくても、そういう状況や人たちを見ていると思いは深くなるよね。
だけどその分、身体も心もシンプルになるよね。(2019年11月)
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