今回は、忌地の話題から2014年に噴火した御嶽山のきわどいテーマに移る。噴火による災害の犠牲者の中に、旧統一教会の信者が含まれていたようだが、真偽はわからない。ただ、この御嶽山が山岳信仰の対象となる神々の山であったことは知っておきたい。
御嶽山は神様の山
ここは忌地だよとか、知るという行為、わかるという行為はとても重要。
人はわかる。見たらわかる。
ここは入ってはいけないって本能でわかる。
――わからない人もいると思うなあ、鈍感なのか。でも、なんかいやだけどしょうがないから入るっていうのもあると思うよ。仕事だから入ろうとかね。
そうすると、パーン!ってやられる。それだけのこと。
――忌地でなくても、以前噴火した御嶽山(2014年9月27日に噴火 59名の死亡者で戦後最悪の火山災害といわれる)も人が入ってはいけない場所だって言ってませんでしたっけ?
御嶽山の場所によってはね。
ただし神様の部分でこういうことをしてこうです、神様と共にっていう場合は特例として入れる場合もある。
神様の前で神を名乗れるか
――噴火の時に亡くなられたり被害にあった方の中に、新興宗教の団体、確か旧統一教会の人がいた(犠牲者に教会会員が含まれ、当時、教会から教会員へ向け祈祷要請があったようである)と思うけど…。
そうだよ。
亡くなった女の子は教祖になりかかってたんじゃないかな?
――新興宗教、統一教会の団体が登っていて…。だから御嶽山の頂上にある国常立の神様の像の首だけ吹っ飛んでたのは神様が怒ったんだって…。
――はじめて聞きました。衝撃情報です。
――え、知らなかったですか? ああいうところは一般の人も登るべきではないんですか?
いやいや、そんなことはないよ。
ただ、そこが大神さまとコミュニケーションをとるお家だとしよう。
「私は神よ!」って(人間が)やったら、お前何言ってるんだってなるよね?
あのね、相手を考えようよ。いろんな性質の大神様がいるわけでね。
穏便、温暖な大神様もいればさ、すぐに(怒って)パーンってやる大神様もいるよ。
神様の気質。
神社に書いてあることもあるし、神社に行った時にゆっくり自分で感じてみることもしてみるといい。由来だけでなくて。
ただ、女神のほうがきついよ(笑)。
ーーそう、女は怖い(笑)。修験道の山の神様は姫神様です。
男神さんのほうがなだらかだね。でも、一線を越えたら怖い。
――どっちも怖いんじゃない。
女神さんのほうが一線を越えようが超えまいが自分の性格だから。
なぜその名前が付いたのか、山の名前の言われ、名というのは意味があるから。
土地もそうだよ。谷と付いている土地、川と付いている土地もそうだよ。
2014年の9月に御嶽山が噴火し、登山者の多数の犠牲者が出た。あれから8年が経過したが、活火山の噴火というとらえ方だけはでなく、古くから信仰の対象とされてきた山の噴火である、という視点をもつきっかけになるだろうか。 […]
(2022年11月)
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これまでの「われわれさん」へのこれまでの膨大な量のインタビューの中では、同じテーマで質問することもあるので、メッセージを横断して特集していきたい。同じ内容でも表現の仕方が違うため、一つのテーマへの理解を深めるきっかけとなり、サイトの[…]
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