沖ノ島

福岡県宗像市にある沖ノ島は、島全体がご神体であり、一般の人々の上陸も禁止されている。島の「一草一木一石」たりとも持ち帰ることが許されず、女人禁制でもあるが、単に文化遺産だからという理由ではまったくないことだけは確かである。

宗像大社へ行って、沖ノ島の国宝、写真を見てきた。素晴らしかった。日本ってこうやって自然の中で神様をきっちり守っているんだって感動した。

ここ(沖ノ島)は知られているけれど、まだ日本中で知られていないところがある。

日本の山や谷、川は捨てたものではない。なんで隠さなきゃならないのか、人間は何をするかわからないからだ。

―沖ノ島は女性は入ってはいけないし、神職以外一年に一度のお祭りの日に選ばれた人しか入れなかったけど、今年からそれもやめた。神職だけになったらしい。

愚かな奴がいたからだ。

―密航しようとしたらできるんじゃないのかな?

できない。何かが起きる。そんなに生易しいものではない。神様はやさしくないよ。人のお願い事を聞いてくれるような神様はいるわけない。

―沖ノ島から一木一草、石ひとつ持って帰ってはいけないし、沖ノ島で見たことを話してもいけない。今年は沖ノ島、大島からご神体を持ってきて宗像大社で3女神を一緒にお祀りする「みあれ祭」が台風でできなかった。怖い!

だって怒ってたもん。(人間が)好き勝手ばっかりするから。神様は待つんですよ。ちゃんと待つんだけど、堪忍袋の緒が切れたらそのまんまなんですよ。だから神職はしっかりしなきゃいけないんだ。

本当の神様祭はいろんなところでできなくなっているよね。

―それって怖くない?

でも、早く気づいた方がいいよね。

―それはみんなどこかでわかっているんだと思うよ。(2018年11月)

 

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