やむことのない戦争―宗教戦争と大統領選挙

前回のテーマ「戦争の本質ー武器の在庫処分という側面」の続き。ウクライナ紛争は、宗教(ロシア正教会とウクライナ正教会)対立の要素もあると言われているし、すでに悪のプーチン、正義のゼレンスキーというわかりやすい戦いではないことが明らかになりつつある。ロシア、アメリカ両国で大統領選挙が行われる2024年も大きな時代の転換期となるのだろうか。

 

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やむことのない戦争―宗教戦争と大統領選挙

どちらの神様を信じるかの戦い

 

教会もそう。

教会は「聖」を謳っているでしょ。

こっちの教会も、こっちの教会も。

だから教会戦争みたいなものでしょ。

旧教会と、新教会と、ど~でもいい!

同じキリスト教の教会がこうやっているのに、どの神さん信じる? って言われたら、お終いじゃない?

――私の神様が一番で、あなたの神様が違う、って主張するんでしょ。

だから宗教戦争であるなら、そこも踏まえて,公開して、4つ(プーチン、ゼレンスキー、2つの教会のことか?)並べて、どうぞって。

――正しい神様はこれができます、ってテストでもさせれば(笑)?

だから、言ってるじゃない、

(本当の)神様は(わざわざ)神様っていう必要ないんだって。

 

戦争へのパフォーマンス

 

――イスラエルと、パレスチナは神様がっていう宗教戦争ではないって…。

違う。あれは違う(=宗教戦争ではない)

誰もが自分の正義を、正義です! って出しているだけ。

誰も(他の)誰かの正義を見ない、聞かない。 

――どうしたら収まるのかな?

収まるのではなくて、事の成り行きを見るべきだし、だいたい、なんだこれは? って気づいてきた人は増えてきた。

――それは確実に増えてきた!

だから周りの、なんで? なんかちょっとバレてきた? ってことになってきている。

――アメリカはアメリカ国民がおかしいと思いだしたら…。大統領選挙があるから。

今、行ってるんだよ。

――もっと大きな力になれば、大統領選が近いし…。

だからこそ、パフォーマンスをしていろんなところに行っているんだよ。今。

――でも、後ろで武器を売ってるんでしょ。 

うん!

だから(民衆が感じている)おかしい、というのがなくならないの。

それはなぜ?

――それは、アメリカの銃規制もとんでもないなって。

また、銃規制の話が出たね。

―もう、今年だけで500人以上が銃で亡くなっているって…。

牧師が7人殺しているし…。

(続く)