ヨーロッパでも移民の問題は大きくなっているが、日本も近い将来に移民問題がやってくるかも知れない。
日本はひな形
――(世界で事件、テロ、天災があるものの)日本だけ、奇跡的に大丈夫ですよね。
それは日本が「ひな型」だからじゃないの。
だから逆に言うと、外国で地震があれば、必ず小さくても日本にあるから。それは見ておいたほうがいい。
水がどこかで出ましたというニュースがあれば、気を付けなければいけないとかね。
地球はつながっているんだからね。
対岸の火事ではないから。
それから今後、いろんなところで飢餓とか、戦争も含めてだろうけれども、人が流出するから。
移民問題
――移民ですか? それはきついですね。日本に来られたら厳しいですね。
日本にも来るだろうし、他にも行っているだろうし、今も唯一の望みとして、小さい女の子から、おじいさんから、祈りながら待っている人たちがいるんだ。
だからあなた方が同じ人間としてどう動くのか。
ただし、そこに生まれて、そこの経験をその人たちが何でしているのかも見ていかなければならない。
――確かに。ヨーロッパ、とくにドイツが移民を受け入れて、大変なことになっている。あれは人道的にメルケルさんがいい人になったから。そういう両側を見て、どうやったら、何が、日本ができるか…。
ただし、過去に日本もいろんなことがあった時に、日本から出て行った人たちを受け入れてくれた場所があったんですよ。だからそれを忘れてはいけないの。
できる限りの人数、場所。あのね、ぶっちゃけ行ってみたら、沖縄の米軍基地の場所を全部は無理だろうけど、ある部分開けてもらって移民に使えばいいとかね。
――それには順番があってね、中国が軍事国家じゃなくならないと、あそこは空かない(苦笑)。
まあ、人間ってアホじゃな。
差別と区別
――面倒くさいのよ。そして、中国からの移民は、どうでしょうねえ。
――受け入れるのは面倒くさいよ。その人たちだけではなく、その人たちが持ってくる…。
それを考えるのは政府だ。一般の人が考えるべきは、受け入れた移民に対して差別をしないということ。
ただし、区別、例えば日本語ができないならこうねっていうのは、区別。だから日本語を学んでくださいっていうのも区別だよね。差別ではない。
あの人たちは移民だから云々ではなくて、そういう人たちだからこそ、差別をしない文化というものを見せる意義があると思う。一般の人ができること。
――すごく人間のレベルを上げないと、私達。
――日本のことをその人たちに受け入れさせなければならないから…。
受け入れさせるのではなくて、提示すればいいの。受け入れる、受け入れないはあちらさんの勝手さま。こちらも受け入れないというのも、こちらの勝手さま。
だけれども、来た人に対して、もう日本に入ってきた人に対して、差別をしないこと。
――難しいねえ。
――けっこう厳しいなあ。
――生活の違いとかね。
来る時点で、相手もそんなことはわかり切ってるから。
(2021年12月)
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