オリンピックを迎えて

――2018年の年末にこの会で話していた内容を見ていたら、2019年以降はどうなるかって…。

気管支炎、肺炎、腸内炎とかがはやり始めるので気をつけて下さい。おへその周りを温めるとか。ヨーグルトを食べ過ぎないこと。(中略)予防注射(※今のワクチンのことか?)はあまり意味がない。それより食べ物を気をつけるとか、身体を温めるとか…

――と書いてある。今日はそれを読んでて、なんか、当たるんだ、と言って(笑)。「われわれさん」に怒られちゃうねえ~。

それから、「どんなかたちであれ、楽しんでほしいの」って書いてあるねえ。

――肺炎がはやるとかは、当時はみんなインフルエンザでも増えるのかなあ、ぐらいにしか思ってなかったよねと。こんなことになるなんてね。それも世界中で。

 

――朝の情報番組でオリンピックどうするこうするって…、もう言い方は悪いけど、喜劇みたいだって。うんざりする喜劇。

(笑)

――やるかやらないかしかないでしょ。IOCはおじいちゃんたちが利権と名誉にしがみついてるし、菅総理が中止だといってもやるんだっていうおじいちゃんがいたり、ほとんど笑い話のような状況で、一般の私たちが非常に真っ当に冷静に見て、何やってるんだよって呆れちゃう。

一般の意識ではないんだよ。それとね、そこの中に入ってしまうとわからないんだよ。バッハさんの記者会見は笑っちゃったよ。

――何が言いたいかっていうとね、「われわれさん」ってどう見てるんだか知りたいなって…。

冷た~い目をしながら、「何を選ぶの~?」って。

――そう言われちゃうとそれしかないけどね。

だってさ、バッハさんだろうと菅さんだろうと、その(個人の)存在の意識、行動を邪魔してはいけないからね。

――「われわれさん」としてはそうだね。

ただし、バッハさんとか菅さんとかを見て、まわりの一般人も見て、政治家も見て、どう行動するの? それは人だけの問題じゃないよ、あなた方はできる範囲の行動は何をするの? っていう形になるだろうね。

――この状況下の中で。

そうそう。無観客とか言ってるけどね。選手も行きたくないと言っているところもあるね、そして日本の中の医療関係の方々が大変でしょ。

その中でも自分なりの偽善的な正義を信じ込んでいるお方々もいるでしょ。

誰も動かなければ私たちが動く~みたいな動きをしている方々もいるわけですよ。医療じゃないけど、ボランティア、ってやつで。いい響きでございますよ~。

――なんて冷たい言い方! 今なんか氷が飛んできた気がする(笑)。

――厳しい言い方ですね。

そんな感じで(われわれさんは)見てるって。

ただし、人の命には代えられませんから。

――でも本当に苦しんでいる人たちもいるじゃないですか。生活でも。

そう、子供も大人も。価値基準が変わってきたといっても、心が苦しんでいるじゃない。

――誰もオリンピックを見たいと思ってない? まあ、見たい人はいるだろうけど。ほとんどの人が見ても楽しめないという状況ではあるよね。

だからわかっているんだよね。それを見るよりは有効にお金と時間と人を使いたいと思っている人たちがほとんど。それを知らないのが、政治家さん達であり、バッハさん達。

――政治家さんはいろんな人がいて、挟まっちゃって身動きができない人もいるんじゃないの。それと利権に逃げる人と。

それと、本当の安心、安全、つながりって何? って問われているからね。

(2021年5月)

 

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