食の変化ー自給率への懸念、昆虫食の是非、畜産業の圧迫…

年に500万トンともいわれる廃棄を行う異常な飽食時代から、いつしか食糧危機の問題が迫ろうとしている。気候変動や国際情勢が原因とされるであろうが、ほとんどは国際政治的な圧力による自作自演か、畜産物、農産物への感謝を忘れてしまった人間の自業自得ともいえよう。

 

食べられる感謝

 

――この前、「食」が変わって行くと言って…。人工肉とか、大豆の肉とか。危険性はあるのかな?

食べれるのだったら食べればいいけど。

あのね、身体っていうのは毒に慣れるのよ。

――なるほどね、何を食べても平気になるのね…。

逆に何を食べてもこだわらずに、食べられるということに感謝して食べればいいんじゃないの?

今、残っているものも含めて。 

――コオロギも…。

食べれるもの、食べたいものを食べればいい。

こうやって食べられること、飲めること、本当に、本当に、本当に、すごいことなんだ!!

だから食べられるときに食べなきゃ。

これから、食料というのは本当に変わっていくから。

 

コオロギは食べなくていい

 

ただし、ある一定の人数、コオロギだなんだかんだは食べなくていいと思う。

食べられる人は食べていいと思うが…。 

――わざわざ食べなくていいってことですね?

わざわざ食べなくていい。

なぜなら、それは代替え、代替えと言っているけれど、日本の農産地をもっと福徳で満たせば、日本からいろんなところに輸出(も)できるはずなのに。

それをしちゃうと、あれ? っていうのが買えなくなっちゃうでしょ。

だからこうなるだけに過ぎない。

――そうさせられてるんですね。

うん。愚かな…。

――減反政策も続いている。

 

畜産業への政治圧力

 

それと、乳牛、畜産業。

あれも愚かですよ。家畜を減らしている。

(※ 農水省は「低能力牛」を淘汰すれば、一頭当たり15万円を交付するという…)

そうすると肉が食べられなくなるでしょ。

なぜ?

輸入肉が売れなくなったから。いろんな問題が出てきて。

(そうなると)どんなに高くても和牛を買うでしょ。

だから(国内の牛を)殺しているんです。

(※ 肉を日本へ輸出したい米国としては和牛が疎ましい、ということであろう)

――国際的な圧力ですね? 政治ですね?

政治です。

――どこが圧力かけているんだか…。同じところかな。

同じところです。

でも、言い始めたでしょ? 

見え始めてきたから、そうすると下手な手は出せない。

だから今度は懐柔しようとして、1頭処分すると何万とか…。

――補助金出すのってだけで怪しいですよね。

 (続く)