(人間は)完璧でなくていい。完璧だったら人間に生まれる必要がない。
完璧でなくていい、60%、70%でいい。40%でもいい。
目線を変えればいい。なぜか。自覚をしてその自覚によって、この経験をした、この経験を活かせるのはなんだろう、行動はどうだろうな、泣くよりも、笑った方がいいよねって話だよ。
自分が笑っているんだったら、楽しいところに楽しいことはやってくるから。そこからスタートじゃないですか?
――難しいことは考えずにね。
難しいことをいまさら考えてもできないでしょ~。
――ありがとう(笑)。
期待はしてない(笑)。
――でも、SDGsは本当にきれいごとをうまく混ぜてますよね。不平等を無くそうとか、貧困をなくそうとか。
この世界は不平等で、貧富の差があるから、いろいろな経験ができる。
貧困を見た時に貧困でない人たちが手助けできるかもしれない。そこの一歩踏み込むということに入ってないわけですよ。
不平等は当たり前なの。不平等だからこの世界に生まれてきたわけで、チャンスがなくなっちゃうじゃない。平等だったら。
――不平等をなくそうというキャッチフレーズ自体変なんですよ。
――共産主義みたいです。そうしたら、何もやる気が起こらない。
というより…。
平等って、何?
普通って、何?
手を取り合おう、それは何?
人間は、他者のことなどわかりえないし、でもわかり得たいと思うから経験できるわけじゃない。それが重要なわけ。わからなくて当たり前なんだから。
――…。それは究極。そこは絶対そうだと思う。
でも、わかってほしいとか、わかりたい、というのも重要。そこは絶対に平等ではないと思うんだ。
人間は、他者のことなどわかりえないし、でもわかり得たいと思うから経験できるわけじゃない。それが重要なわけ。わからなくて当たり前なんだから。でも、わかってほしいとか、わかりたい、というのも重要。そこは絶対に平等ではないと思うんだ。
――昔、男女平等だって言っても、男の人は子供を産めないのにどう平等にするんだって、結構不毛な議論をした(笑)。結局そういうことと同じような感覚だよね。
だから、他者の考えはニコ~っと笑いながら排除するわけよ。
おかしいじゃない、平等なら。
あれもあり、これもありっていうのが平等じゃない。
これしかない、他はぺっぺっと排除するのは平等ではないよ。
――では、平等っていう概念はどういうことだという定義から考えたら、平等が、平等がって何を言いたいんだって思う。
平等ということはどういうことかは、わからないよ。
平等も、不平等も、「経験」があるだけだから。どこを基準に言っているのか。「普通」というのもそうだよ。
――子供が授業で取り上げるんです。学校は大好きで~。こういうのはインチキだからって子供に言っちゃいましたが、いいテーマをもらいました。そもそも平等とは? っていうのは考えます。
不平等とは、なぜ不平等と思うのか…。
――ちょっと小学生のお子さんには早くないですか~(笑)。
平等とは、例えばこれを配ってみんな食べましょうねって。
でも食べられない人もいる。アレルギーを持っていたりして。
平等はその人自身を認めることなのか、みんな右へ倣いをすることなのか。
――そこですよ。物事は全部段階があって…。
さっき言った男女差だって、女しかできないことを、女がやればいいの。男しかできないことを男がやればいいの。
真ん中しかできないことは真ん中がやればいい。
男女差だって、女しかできないことを、女がやればいいの。男しかできないことを男がやればいいの。真ん中しかできないことは真ん中がやればいい。それ以上でもそれ以下でもない。
女は力が弱いから~~云々。いえいえ、今は力が強いから(笑)。
男の人は力が強いから~。いえいえ、ひ弱なのもいますから(笑)。
そもそも体格差というものは、ここ300年でずいぶん変わった。
江戸を見て。小さくてぐっと詰まったような体格が多かったでしょ。身長を見たって違うでしょ。
――口当たりのいいこと言って、SDGsとかいって胸にバッチ付けられると、もう、はあ? って思う。
――ホント、気持ち悪い。平等と言っているけれど、このSDGsを作った人たちがピラミッドの頂点にいる人たちじゃないですか。
っていうか、その人たちなんで出てこないの?
出てきて、平等だっていうなら、行脚しなさいよ。下に言ってるんじゃなくてね。
――ダボス会議ですかあ?
本当に考えたくないんだねって思っちゃうよ。
――そういう勢力があって、日本も随分浸食されているかもしれないけれど、一人一人目覚めて、なんか変だなって思っている人たちは増えてきたと思う。
だからどんどんやればいいんだよ。
あのね、第二の地球よりはまし。
――出た! 前回の人類? それよりは今はましってこと?
うん。まだ入り口にもついてないようだから、まだまだ方向転換できるから。
(注・最後に第二の地球が滅んだという話があるが、超古代の文明は2度滅んでおり、私たちの今の文明は3度目。その3度目も大きく舵を切らないと滅ぶ可能性も十分にあるようだ。)
(2022年1月)
★これまでの700件以上の投稿記事から、テーマごとにまとめたページを作りました。随時、追加予定です。
★よりたくさんの方々にこのブログを読んでもらいたいと思っています。記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。ブログランキングでは、他にもおもしろいブログに出会えます。