UFOを目撃しても「見ていない」という不思議
――今日はUFOの話を…。あるラジオの番組でやっていた話。子供たちがUFOみたいなものを畑から持ってきて見ていた、そのあと何十年か経ってからそれは嘘だったという人と、本当だったんだという人に分かれたという話があった。
――(また、一人のメンバーの話で)小学校5年の時に公園でUFOが降りてきたのを見たという友達たちが不思議そうに話していたのを聞いた。でも、その1年か1年半後にピタリとその話をしなくなったんだ。なんでだろうね?
ひとつは、
自分では本当だと思ってもこの話をするたびに嘘つき呼ばわりされるから言わなくなった。
もうひとつは、
記憶を消されたか。
でもだいたい前者だ。真実を真実として示すのは難しい。
以前、長野県の分杭(ぶんぐい)峠に30人くらいで行った時にUFOを見たんだ。
ステルスみたいな三角のやつ、アダムスキー型、灰皿をさかさまにしたようなのとか、たくさんいた。
一緒に見た人は50人くらいいたけど、そのうちの30人は、見てない、と言うんだ。
20人ぐらいは見てると言ったけど、そのあとその半分くらいは見てないよ、そんなところへ行ったっけと言い出した。
一人カンテラ(=ランプ)をひっくり返して大きな音を出したら、UFOがいくつか消えたの。
それでそのあと、その人の上にUFOが集まってきちゃった(笑)。星は消えないでしょ。
UFOを呼んだわけではない。寝っ転がって星を見に行っただけだった。
分杭峠はゼロ磁場といわれていて身体にいいという話だったので、そっちを目的に集まった人が多かった。
――やはりそういう場所だからUFOが出やすいの?
違うねえ。向こうが来たかったんじゃないの?
すぐ近くに降りてきたんだ。UFOでインベーダーゲームをやった(=UFOと遊んだ、という意)。
その周りにも人がいて見ていたんだ。でもその後「見てない」って言ったよ。
出会った宇宙人の姿、会話
私はUFOに乗った。
そしてその宇宙人の絵を描いてるよ。トカゲ型宇宙人。
下半身が機械なんだ。それが宇宙人は当たり前だから、なんで人間が二足歩行なんだ、と(向こうは言っていた)。
お前はここへ来たんだから同じようにしてやろうかって言われたけど、人間界ではそうすると死ぬからやめてっていったんだ(笑)。
でもすごく合理的で動きやすそうでいいなと思ったよ。
人間の寿命はたかだか100年だから、もしそういうこと(=死んだら?)があったらそっちにも寄るねって言ったんだ(笑)。
すごくきれいだったんだよ。そして威厳があった。
自分はこうなんだけど、けど(あなたは)どうなの? って、それぞれの役割をやっているとはっきり自覚していた。
私はとても感銘を受けた。キレイだったんだ。
そういう強さやドンと構えたところとか、かといって相手はそうやっているんだと認めるようなコミュニケーション能力はあるからすごいなと思った。
これを私は覚えていて、書いておきたいと言ったらわかった、と。だから記憶を消さないでくれって言った。
だからちゃんと書いて残してある。
向こうも人間のことを知らない。上半身はトカゲに似ていたよ。
―一般的にトカゲ型宇宙人ってあまり良くないって言われているよね?
良くないって言われていたとしても自分たちが見て直接判断しているわけではないから。それも一つの評価としてだね。
私が出会ったものは、人間から見たらクールかもしれない。
人間を観察している。監視ではない。
人間に疑問がたくさんあるようで、私に聞かれた。
でも私に聞かれても、私はその人物でない(=人間ではない)からわからない、一般の人間として疑問に答えるのに私は適正ではないと答えておいたんだ。
――その通りだ(笑)。
UFOは生き物
――いろんなUFOがあって、その人に合ったUFOに出会うのかな?
その質問を私はした。
UFOは誰でも乗れるのか? 乗るとしたらその人に合ったUFOに乗るのか? それともどんなUFOでも乗れるのか? と聞いたら、UFOは何か知っているかと聞かれた。
UFOは生き物だという認識だと答えた。
それは二種類あると。
作ったテクノロジーのUFOと、生き物であるUFO。
――UFO自体が生き物なんだ!
そう。私は生き物としてのUFOしか知らなかった。
で、その人のやってきた感覚とか、エネルギーにあったUFOでないと乗れない。
そうでないとその人自身の負担になるし、UFOにも負担になるって。
――そこのところは妙に納得がいくね。
だから入る時に入れるかどうかのテストがあるって。体に合うかどうかのテスト。
そうでないとその人にとってもキツいし、UFOを扱う者にとってもキツいからということを教えられた。