水、火(火山)のある地底をみる巫女の存在

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上記関連記事のテーマの続きである。天をみる者、地をみる者、について。諏訪大社、伊勢神宮、鹿島神宮といった重要な神社が中央構造線上にあることも、偶然ではないことがわかる。

もともとあるテレパシー

 

――地下にあるものはまだよくわかってない。 地球は地下10キロぐらいまでしかわかってないって。

――今朝、浅田次郎が同じような本を書いた広告を新聞で見たんだけど、えっとなんだっけ? 最近、名前が思い出せないと「アレ」で話が通じたりね。アレで話が通じてきたら、テレパシーが発達してきたことですね(笑)。

テレパシーはもともとあって、それがどんどん衰退していったんだ。

テレパシーでつながっていると、都合の悪いお方々がいたんじゃない?

テレパシーは隠せないから。

重要なのは、それ(テレパシー)が来ることをちゃんと受信できる身体かどうかなんだ。

――出せるよりも、受けられる方が大事なんだ。それってどういう身体なら受け取りやすいの?

素直で、明るく、暖かく。

――そういえばさっき思い出せなかったのは、浅田次郎の新刊「神座す山の物語」でした。御岳山の話。御岳山にある宿坊が実家なんだよね。

――以前、Mさんが諏訪のほうへ行っていて、私が富山のほうへ行っていて、フォッサマグナつながりだって話をした時に、御岳山、御岳山って言ってるよって言ってた。どういう意味かと聞いたら、わからないって。

――御岳山って東京の? 結構あちこちあるよね。九州の宗像大社のタギツヒメの神が祀られている大島にも御嶽(神社)ってあります。

 

地底は命にかかわること

 

――さっきの巫女(みこ)の話に戻ります。天体っていうのは昔から言われるからわかるんですけど、天以外に「地」って?

地底のほうだね。

――地底のほうも見られる人ってことですか?

さっきも言ったように昔は水は命にかかわるもの。

それと同時に火、火山。

恩恵をもらえるとしたら、温泉だよね。

恩恵ではないものをもらえるとしたら毒ガスだよね。

それは先にわかっておいた方がいいでしょ。

ここの断層がこうだからってわかるものがいれば人死にが減るでしょ。

だから巫女。

ここから先は危ないよというのもあれば、危ないけれどもここに力を込めたから、なにかやるときは個々の石の周りで儀式をするとか。

――さっきの本にあったけど、火山性のガスが出てると、それでトランス状態に入るっていうのもあるって…。

薄められていればね。

そうでないと…。

――死んじゃう。甘い香りがするのもあるって。

そういうのもある。

そして着火性のあるものもあるから、その場合はここは火が躍る場所だよって。

火もまた命を育むものでもあるでしょ。

そういう昔の巫女はとても重宝された、そして畏怖された。

だから内緒にされる。

――確かに地底なんかまったく見えないのに、わかるからね。

――断層の上に神社があるっていうのは、それがわかるってことだから今よりすごいよね。

だからある部分、退化しているんだ。

退化させられた。

一部の人間だけが刺激を受ける場所にいるわけだけど、一部はその刺激から遠ざかるじゃない。

そのほうが都合がいいから。

――中央構造線の上に諏訪大社とか神社があるのは、見える人がわかって石を置いておくとか。

そうそう、一番簡単な石だと、辻神の石、村とその先の道の境に置く。

――塞の神とか。

悪いものが入ってこないように。

そして良いものが出て行かないように。

つまり結界みたいなもの。

それが今でもちょこんちょこんと残っている。

みんな今はわからないけれど、それでもそれがある限り、結界としては薄まったとしてもあるわけだ。

それは今、銀座、渋谷っていうところでもあるわけだ。 

(2024年6月)

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