当事者意識の危機管理、日本に生まれた縁

尖閣諸島の問題や北朝鮮のミサイル発射などが契機となって、この5、6年で日本もようやく、国防や危機管理という意識が芽生え、激動の時代がスタートしたように思う。2016年の末に発せられたメッセージで、抽象的な回答も多いが、政治の問題が為政者の決定であっても、それは結局のところ私たちの決定であり、選択である、という認識は大切であると思う。

――(トランプを大統領として投票=選択、することは)イギリスのEU離脱(2016年6月23日の国民投票)の選択と同じだって言われている。

もう一人の口の悪い大統領(=フィリピンのドゥテルテ大統領)が面白いことを言ったよ。「アメリカに従うのはバカらしい。お金だけ取って何もしない」って。

口が悪いという視点ではなくて、なぜそういう言葉が出るのかという視点で考えたら面白いかもしれない。

特に今後、日本の政治家も。今までの手法が使えない。もう壊された。観念が違うから。

昔だったら見ている人(=一般民衆)はなんで? と考えなかったが、今の人は考えるようになった。参加型が増えてきたんだ。危機管理とね。

――そこで、サラっと「危機管理とね」って…。

ハハハ…。

――危機管理が必要なのはなんで? って考えると想像つくじゃないですか、いくつか。(例・中国の尖閣の問題や北朝鮮のミサイルなど)

どれを選択するのかな? それぞれ個々のものだから。自分自身の選択だから。

――例えば、私は北朝鮮のミサイルを選択しました、あなたは中国の南沙諸島の侵略を選択しました、と言ったって、それが何かに影響するのかな。人の意識の力として?

もちろん。ただ選択だけどね。危機管理としてね。

なんの危機管理をするのかっていう選択。

それには自分の感覚、観念、見方、今までの生きてきた中。直観。

――私は北朝鮮より中国が動き出すのではないかという心配がある。

中国は動き出しているし、北朝鮮は今までもミサイルを飛ばしているし、またチャラチャラ何か動き始めているよ。

――焼け石に水かもしれないけれど、そこで12月(2016年)にプーチンさんが来る。それが少しは牽制になるのではないかな? 何しに来るんだろう。

密約を確認しにくるのがひとつ。経済の面が一つ。

――日本はあげるばっかりじゃない。

いや、そうとは限らない。

アメリカのある一部分からの自立っていうのはもう変えようのない事実になりつつあるから。

――それは軍事的にというか、日米安保的なことからの自立? 怖い!その部分を今度プーチンさんと話をするのかな。

そう、ただし、安倍総理の面白いところは「同等に」という条件が入っているんだ。

安倍総理だけではない。そしてロシアは能力者を信じる。能力者を連れてくる。SFではないよ。

――12月に会談をするっていうのは(アメリカの)大統領就任の前っていうのは見えてますよね。

ロシアも貧富の差が激しいから。

――表立っては天然ガスをヨーロッパが買ってくれなくなったからとか、経済の連携のためっていうのだけれど。北方領土は返ってくるかしら。

プーチンさん(が出してくる条件)は2つとか3つだろうね。それでも日本が呑めば面白いことになるだろうけど、日本はバカだから…。一部では日本は承諾しなかったから。しておけばまた違っていただろう。でもそのときはアメリカの息もかかっていたからね。

――ものすごく大きな転換期の一歩一歩を見ているんだって思う。後から歴史として見たらものすごく面白いだろうな。

その瞬間その瞬間の自分の思い、行動を自分で確認をして見ていた方がいい。

世界情勢の中で、爵位とか、まあ日本では天皇だけど、王様、皇帝、そういう観念、感覚が変わってくると思うんだよ。

EUからイギリスが離脱したのは良いことだと思う。それでアメリカは臍を噛んでいる。まあ、ひ~~~~ってなってる。

――一番ひ~~~~ってなっているのはドイツではないのですか?

ドイツは冷静に見ていて、次の一手が早い、ぶれないけれど冗談が効かない。

これから2カ月、そう来年(2017年)の1月ぐらいまで情報のソースが出てくるけれど、それを見せたくない勢力も動く。中国がどう、ほかの国もどうっていうニュースが出てくる。

――まあ、韓国はあれ(朴大統領の事件)で沈んだでしょ。

(笑)それを言っちゃいましたか。どんなに時代が流れても、ケツは拭かなきゃならないんだ。もちろん日本も。

で、この世界情勢の中、ギリギリキープしていける道が日本にはある。日本人の血っていうのではなく、日本にいる民族たちはギリギリ行けるんだよ。スパイだろうが、なんだろうが。

――なんとなく情勢を見ていたら、日本はほかの国よりラッキーじゃないって。

ラッキーな国だから今いるんでしょ。その選択を日本からされたんでしょ。だから生まれているんだよ。日本に。

――私たちが?ものすごくラッキーだから日本に生まれられたってこと?

じゃない。日本がラッキーなのは日本をよくわかっている日本の神様がいる。土地神様も含めて

それがテストに受かった者を、「おいで」、「おいで」って呼んでくれた。呼ばれなければ(日本人として生まれて)来られないよ。いくら選択しても。

(日本人としてはあちらから)呼ばれなければ生まれられない。エネルギーが似ているっていうことは観念感覚が似ているってこと。

それは日本に来る外国人も同じ。そこにこの時期なぜいるか。肩書がスパイ、云々だったとしてもだ。そこに立っていること自体がとても大事なんだ。日本に入っていること自体がね。

――何がどういう理由で大事って聞いてもしかたがないくらい大事なんだ。

そう。エネルギーがそこに存在するってことだから。

――日本の大地に私やここにいる人たちのエネルギーが大事なんだ。

そう。とても。

――エネルギー的に大事なのか、人間としていることが大事なのか?

同じことだよ。エネルギーがなければ人間の器も存在できない。そしてエネルギーの合わないものは来られない。日本に存在できない。

面白いことに日本と同じようなエネルギーのところはちょこちょこ存在するんだけれど、そういうところに日本人が行くと懐しい感じがするんだが、そうではないところに行くと、疎外感を感じるんだよ。そこの人間がたとえ優しくても。

――日本の国内でもあるね。

あるあるある。単純な例だと、神社の気が合う、合わないのと一緒。お互いが悪いわけではないんだ。その土地のエネルギーが合わないだけ。

――氏神様は合うかしら?

合う。なぜかっていうと氏神様(産土神)のいるところに生まれるということは氏神様(産土神)OKを出しているわけだから合わないわけがない。

そこに住む縁がある。懐かしいと思うのは向こう(=神様)も懐かしいと思っている。おお、これほど育ったのか、よく来たねえって。

だからそういう縁があるところ、気持ちがよいところ、公園、神社だろうがお寺だろうが、どこでも気持ちがよいと感じるところの気を30分か1時間か吸った(その場所にゆっくりいる)方が、やれこのサプリ飲んでとか、こういうことやってとかいうよりは身体にいい。心にもいい。そして清々しい。

――お金がかからなくていいね(笑) 世界情勢もこんなにドキドキするようなときに…。

面白いことに人間って慌てないと考えないよね。

――はい、そうですね。福岡も陥没(2016年11月8日)しちゃったし。

だから言っていたじゃない。始まるよって。

――以前、出雲に行こうかという話の時に、あまり勧めない、行くなら自己責任だねっていっていたけど、なんと鳥取に地震(2016年10月21日鳥取県中部地震)が起きたね。

そんなもんなんだよ~(っと言って僻む)。あそこは変わった土地神がいるからねえ。

冗談ではなくて、今後空洞化も含めて、「えっ、ここが」って場所、「こんな都会なのに」って場所でも道路とかは一人一人が見ていかないといけない。危ないから。工事があるから云々ではないんだ、地面がなんかおかしい。スポンジ状になっているとか、違和感を感じることができる。なんか変なのよ、わからないけど変なのという直観は大事にしたほうがいい。

大丈夫なのはデパート、学校、教会は大丈夫。デパートは地下を作っているところが多いでしょ。地下が守りになる。地下鉄は作り方だ。今まで作っていたものは古くなっている。昔の施工の仕方は地下は浅い。今は深くなっているが。岩盤の違い、土の流れの違い、これまでの雨の量の違いが出てきているから。

埋め立てているところを見なさいっていうのではない。過去50年ぐらいに水道管もそうなんだけど、地下鉄とか地下の電線など作ったものは劣化するんだ。

雨の降り方、水の流れ方は見ていたほうがいい。それと山をいじったところ。

富士山は地下の部分や水のほうは安定が見えてきているから、違うところで水蒸気爆発はおこるだろうけど、富士山ではなくて。

箱根とは少しずれてるけど。箱根は危ないんだ。水蒸気爆発はボン、ボン、っていくんだ(笑) 危機感は持っていたほうがいい。そこは何の利権が絡んで大丈夫だって言っているのか。確かに生きていかなくてはいけない人もいる。そこの部分の折り合いはどうなのかっていうのは箱根だけではなくて起きてくる。熊本もそうだし。

当初はいろいろ言われていたけれど、今、だんだん情報が取り上げられなくなってきたでしょ。それは見る方にも問題があるんだ。見て面白いか、感情が動くかではなく、いろんなツールをもう使いなさいよ、使う時期ですよって言われている。それぞれの持っているもので、動ける人は動けばいい。

――話を聞いていると、もう残すは直観を使うしかないってことか。

直観こそ宝でしょ。直観、そして行動だ。できる人は伝えるだけでもいい。

(2016年11月)

 

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