「これからの時代へのシフト」でも取り上げた日大のアメフトのパワハラ事件の続き。その他、横綱の日馬富士による暴行事件、女子レスリングのパワハラ問題などが重なった。
―今回の20才の日大アメフトの選手の会見は聞いていて本当のことを言っているってわかるなと思った。淡々とすごいなあって。
心に響くでしょ。逆に大人の汚さ、利害関係、なぜほっておいたのかっていうのがその奥に見えるでしょ。この選手は嘘つく必要はないなってわかるでしょ。真実を語っていると思われる彼をあそこまでさせてしまった大人は何だろうと、たくさんの人が考えた。アメフト、スポーツをしている人だけでなくね。それを今後に生かせればプラスだね。
そういう大人ばかりではないよという大人が手を差し伸べているし、仲間たちが本当の仲間になった。
―（日大のアメフト部の選手たちの文書の話）アメフト部の選手たちの文章はすばらしかった。でも今まではこういうことは表に出てこなかったし、それで世の中を動かさなかったけど今回は違ったね。
上の人たちが出てこなかったね。いかにそこに甘んじていたかだ。
この日大の件はすべての大人たち、スポーツに関わる人たちのターニングポイントになるね。
―お相撲も、レスリングも、いろいろあったもんね。
新しいものが必要だと言われているんじゃないかな。ここまでいろいろ言われるともう後戻りはできないからね。人の作ったルールが人を縛りすぎているのはおかしいね、少しずつ変えていかないと。
―少しずつだけれども後から見るとこんなに変わっていたんだって思えるところだね。
あそこはこのぐらいのことにならなければ変われなかったんだ。アメフトの発祥の地の全米のアメフトからも、世界中からも言われていたしね。
―今、映像がすべて残るからね。天網恢恢だね。
そう、疎にして漏らさずだね。（「天網恢恢疎にして漏らさず」天はすべてお見通しで、悪いことには報いがある）そして逃がさず…。（2018年5月）
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