次元と神隠し、現世と幽世ー私たちは一瞬一瞬を「選択」して生きている

次元や空間の話題から。私たちは1分、1秒、一日を常に選択しながら、つまり創造しながら生きている。しかし、選択しなかった未来も他の次元には存在しているらしい。このことはよく分からないが、いずれにせよ私たちは選択することで、常に未来を創造していっているという認識をした方がよさそうである。
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次元の裂け目と神隠し

 

空間には裂け目があったり、次元の裂け目だったり、暗いところに丸いものが浮かんでたり…。

手に触れると危ないなって感じの。

本当の「神隠し」ってそんな感じで、すっとその中に入って他の次元に移動するからそうなるのかなっていうのもある。

「あわい」といって、この世とあの世の間にあって、だから時間が全然関係ない

たとえこの世界に戻ってきても時間が一気に進んでしまうから、骨になっちゃうとか、老婆になっちゃうとか、浦島太郎の現象になる。

よくて、生きていられるけどって。だから神隠しにあうって怖いこと。

お互いに意図しなくても、空間をちょっと超えちゃったという現象だと思うんだよ。 

――「神隠し」って肉体のまま別の次元の空間に行っちゃうんですか?

そうです。 

――(死後の世界である)あの世とかとは別なんですか?

全然別です。

幽世(かくりよ)は肉体ではいけない~。

「あわい」は行けるけど、そこには異質なものだから弾き飛ばされるけど、弾き飛ばされた現世(うつしよ)はかつてその者がいた現世とは別。

100年くらい時間が経っちゃって、現代風になってるとかもあるかもしれない。

明治の人が今の世界とか。これは、良くて…。

だから全然違う。

 

毎秒毎秒選んで生きる

 

例えば靴下の色が違うとか、隣にある空間、全然違う、そういうところに転がっちゃう場合もある。

誰にでもある。そのものが何であれ存在しているから。人がいる限り。人の思いが作る世界だから。

だって選ばなかった未来

もしそっちを選んでいたら「もしも」の世界だから。

――もしここに来なかったら、今こうしていたっていうものも…?

そうです。もしこの話がなかったら。

――だとしたら、ものすごくたくさんある。こうしなかったら、とか、ああしなかったら、とか…。

そうです。毎日毎日、朝起きました、から始まる。

――ひとりに対してだって、無限にある。 

そう。それを、毎度毎度、一分一秒選択をしているのが人間だから。

だから自信をもったほうがいいんだよ。

要は一日を選択をしているわけだから。

一日は今日しかないんだから。

それは観念として。だから昨日はないんだよ。

明日もないんだよ。来てないんだから。

――「今」しかない。

この空間しかないわけ。う~ん、荒く言ったら。

細かく言ったらきりがないけど。

その中で選択を自分でちゃんと無意識だろうと意識的だろうとしているということは確かだから、起きた時から。

――何時に起きるか、その1分ずつから違ったりするんだ!

そう、そして何を飲むか?

髪を先にとかすのか?

洋服を先に着るのか?

――もうこの辺に(=自分の周りに)もしこうだったら、というのがたくさんあるんだけれども、今。

この自分はこれを選択した自分ということ。

だから自信を持った方がいい。選択できているから、無意識にでも。

それを意識的にするともっと楽しいよ、というだけで。 

――それはいつも言っていることですね。

そういうこと。責任も何も楽しみも何も、自分のもの。

――それじゃあ、すごくいい選択をして今にあるってことね。

いい選択しかしないし、できない。

なぜなら自分の見たいものしか見ないし、聞きたいことしか聞かないから。

自分劇場だから。

自分劇場は自分が主役から。 

――いろんなドラマの中で楽しい時もあればつらい時もあるっていうような…。

よくテレビで、こっちには楽しい結末とか、いろんな経験の上での結末が待っているけど、ここはメッサきついドラマ仕立てにするときがあるでしょ。

あれみたいなものだよ。

ただしそれは自分で選んでるけど。 

――でもよくこんなことしちゃったから今…、って言う人もいる。

それは責任を取りたくないからでしょ。

こんなことしたから、今ここにいる、けど。

そこに戻ったとしてもまた同じ選択をする。

――よくそこで何を学ぶかって。

何を学びたいか?

そして学んだものをいち早く気付いてどう自分で楽しむか?

(続く)

 

存在自体が守られている

 

本当に、ここの世界で肉体を持ってやりたいと思って、大まかな地図をもって自分で決めて、この二人(両親)の元に生まれてと来るわけだから。

寝ると、覚えていようといまいと、これはできてるな、これはできてないな、このプレゼントを自分にあげたいな、こうだなって。

だから夢は見ないほうがいいし、まあ見てるんだけどね。 

――覚えてないことが多いですよね。

だからそこの部分では堂々と自信をもったほうがいい。

存在自体、そこに存在している認識、意識がある、ということ自体、守られて、愛されて、選択は大丈夫よと言われているのと一緒だから。

人間はとかく確認するけどね、確認したままおっぽり出すからね(笑)。

――なるほどねえ。

だから何かがあって自分ではなくて(=条件付きの自分という意)、自分がいて何かが起こってプラスアルファになる。

そこを反対にしてしまうのが多いよね。

何かがあるから、これに、っていう、だからきつくなるし、苦しくなる。

自分が在って、それがあるの。

――人生は、自分劇場、みたいな感じなんですかね。

――そこまで行ったら、人間やらなくてもいいのかな?

そこまで行ってくれると楽なんだけどねえって、みんな(=われわれさん)、はあ~~ってため息ついてる(笑)。 

――じゃあ、「われわれさん」に言ってね。そこであたふたするのも楽しいのよ(笑)。

 

見えない存在は手は貸さないが、手助けはする

 

だから(人間に)手を貸さないんだよ。

――今は何もないからそう言えるけど、なんで助けてくれないのよっていう時もあるし…。

でもそういう時にも、本当に助けてほしいのかって見てるからね。

いやいやこれはフェイクだよ、って待ってたりするからね(笑)。

ただし命に係わること、人の命を助けようとすること、そういう時は全力で見えようと見えまいと、共に助けているから。

奇跡というのはそういう時に起きるんだよ。

呼ぶんだから。 

――結局奇跡を起こしているのも、「自分」なの?

もちろん!

動かないと奇跡は起きないよ。 

――ぼ~っとしていたら起きない。

ぼ~っとしていてもし起きたんなら、周りが一生懸命になってたんだよ。それはその人を思ってのこと。

それが連続して波みたいになって、ウェーブをかけて、今の時代が来ているわけだから。

どんな時代を望んでいるのか?

――無念だと思いながら死んだ人の思いというのは残っているって言いますが。

魂と魄こんとはくがあって、魂が離れて、魄はこっちに残るとそうなるというけれど、それはビデオみたいなものだよね。

同じことを繰り返す。その場所に念が籠る。

――それは留まったままになるんですか?

そう。留まったとして、この身や、他の見えるものが、まあ人によるけどね、残留思念をひっぱがして、丸めてポン!とやるのか?

それはここにベタっとくっついているのは、引っぺがして元に戻すしかないじゃない。

エネルギーはその人のものだから。どんな形であれ。

――今、その引っぺがしたものは何?

魄の魂。

――オバケ?

といわれている残留思念。

――思念が残っちゃっていても、その人のものなんですね?

その人が誰かに譲渡して使ってくださいって言うなら、それは、ありがとうの思いだったり、無念だったり、いろんな思いはあるけど、エネルギーだから。

まあ、使えればいいけど、ありがとう以外はほぼほぼ使えないよね。

――使いたくないよ。

(2025年8月)

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