これからの時代は変革に満ちたものになるといわれているが、実際のところどういった心構えがいるのだろう。少し抽象的なところもあるかも知れないが、自分自身で思いあたることに照らし合わせてみると腑に落ちるメッセージがあると思う。
自分で見極める目を養う
それは世俗と政府の部分、人々の意識の流れが変わってくるのがこの3年だね。
例えば、建物(=建築)に関しても、子供を養育することも、男女、性別についても変わっていく。
廃(すた)れるものと残るもの、昔あったものが言葉を変えて出てくるものもあるだろうし、新しい病気とか治療法とか、それぞれ個人個人が選別する3年だと思うよ。
薬にしても、それからたとえば整体という身体を調節する事柄にしても、それを見極める目をつくるのがここ3年だと思う。
それが少しずつ目に見えてきているから、テレビで情報を得るよりも気になった情報があれば可能な限り、自分で動いて、聞いて、見て、触って感じてほしい、自分なりの答えでいい。
それをまだその情報に気付いていない人に自分なりの方法で伝える。それぞれが、自分がスタート地点であるよ、同時にゴールの地点であるよ、という認識をもつ3年になる。
――良いものも悪いものも出てくるの?
その「良いもの」という感覚や選別選択、悪いものと見える(という)選別・選択、良いとか悪いとかの観念が変わってくる。もともとの土台の違いを見極める必要がある。
自分の経験上の悪いと思うこと、良いと思うこと、思い込んでいたこと、これから思うかもしれないこと、ニュートラルにいたほうがいいんだ。
ジャッジメント(=判断)をするわけではないから、選別はジャッジメントとは違うので。カテゴリーは多いほうがいいかもしれないけど。
絶対という事柄はないと認識していた方が自由だと思うよ。
――そういう意味でニュートラルがいいんだね。
(続く)