すべてが経験
――「思念」がその土地に残留するとすれば、ガザ地区なんて、どれくらい残っちゃうのかなって…。
きれいなものだよ。
あのね、ガザ地区で亡くなる人っていうのも、他の世界、他のところで○○(何か業となること)しているかもしれない。
その死んだ本人が。子供だろうと、おなごだろうと…。
そしてまた(人生で)その経験をするために、そこにいて経験しているのかもしれない。
そういう目線も、あるんだよ。
――そんなことはすごく言いにくいですよね…。
――これは表に出しにくい話だね…。
でも、全てが「経験」だからね。
疑似、だからね、ここ(この世)は。
――バーチャルだって言ってましたね。
(この世は)バーチャル、疑似だから。
ただし、リセットは向こう側(あの世)でしかできない。
――あの世でしかできない。
だから身体から抜けた時に、「あれ?」ってなるわけ。
魂になった時にわかるから。
ただ、敵対している国が二つあって、お互いにやりあっていて、市民が死んでいくという状況。現実は。
だけどそれを違う目線で見てみると、やられたものが帰ってきて、ちゃんとおケツを拭いていることになっている。
(目に見える現世の)すべてが「全て」ではないよ。
挑戦、チャレンジ、許しが、そういうところ(=過酷な環境)にいる人はテーマだからね。
――そういう経験をしているって…。
(死んで)むこうに行きます、ああ、こうだったんだ、じゃあ今度はこういうのに(別の人生)って。選べるからね。
――だからガザ地区は(思念が残らず)きれいなんだって…。
ちゃんと見えざる者もいるよ。
医者がいなきゃいけないのは患者がいるだからね、経験をして、戸惑っている人たちの元にはそういう者たちが集まるからね。
向こうにも、救急隊はいるから。
――むこうというのは、あの世に。なんだか、罪滅ぼしって言ったら表現が何ですが…。
無意味な経験はない
――やったらやり返されるという表現はおかしいかもしれないけど、極端な形なんだ。
そう。でもすべての経験は意味はなくないから。あるから。
――意味があるかどうかということを、真っ最中の人は気が付きにくい。そうすると繰り返しちゃうよね。
いや、人はそこまで、愚かではない。
日本だけで言って、戦(いくさ)があって、次に戦争と名前を変えて、でも同じでしょ、でも違うでしょ。
人はそこまで愚かではない。
――世の中は、ものすごく複雑なもので動いていくよね。
でも守られている。愛されているから。無条件で、どこにいようと、何をしようと。
この世界は、バーチャル。
経験するために生まれてきているからね。
――バーチャルだっていうことをあまりわかっちゃうと、バーチャルでなくなるからね(笑)。
だから人間は「忘れる」という行為を自分で編み出したんだよ。
おもしろいよ、忘れる行為をしているのに、興味があってついほじくり返して思い出しちゃったというのもあるからね、催眠術とか。
――つい思い出しちゃうと、あまりよろしくないこともあるんですか?
でも人間のその「忘れる」という道具はとても強力だから。
――思い出したことが、本当かどうかもわからないからね(笑) 。
確認して、例えば(前世で)フランスのこういうところのお墓が見つかった、書類も見つかったって辿ることはできるけれど、お勧めはしない。
なんでそこにいて、その世界で終わらせてこっちに生まれたのか? 何故同じそこではなかったのか? 経験がある程度終わったからじゃないのかな。
――それって、ガザの人も?
同じ。
――生まれる前にあの地区を選んで生まれるって…。
あの地区で生まれ、こういう移動をしてここで死ぬってことは選んでいるからね。
――そういう人がたくさんいたってことだ。
というよりも、全て(の人)が。
(2025年8月)
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