本当の能力者は能力者と名乗らない

能力者は決して特別な人間ではなく、本当の能力者は表に出て自ら名乗ったりはしない、というメッセージ。この文脈での「能力者」とは、一般の私たちからすると超能力のようなものを持ち合わせている人物のことである。新興宗教の教祖もそうした能力を見せつけながら信者の人心掌握を行っているのだろう。
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能力者は特別ではない

 

(自分が能力者である、と)自覚しているのと自覚していないのとでは雲泥の差だなあ。

ただ、そうなりたいと思って、なってないのに(能力者に)なっているという勘違いをしている危ない人もいる。

――結構多いよね(笑)。「私は能力者だ」って言う人の中に。

多いね。

え~、だから? っていうと怒るんだけどねえ(笑)。

能力者だからと言って、特別ではないんだ。

――何をもってそういうのか。それはその人が見たいものだね。

気を付けなければならないのは、能力者を言葉尻にして、どう見られたいのかを見ていることだ。

――その人がどう見られたいのかというふうに、見ていく、観察していく。

本物(の能力者)というものは、全然そういう部分はもっていない。

――本当の能力者は、私はこう見せたいのって、思ってないんだ。

思ってない。

こういう個性として能力は持っているけどね、って。

面白いことに、とてもいい能力なのに、自分は最下位の最小の能力だと思っている人もいるし、自分にこういう能力があればなあっていう人たちが言葉で言って、動いて、どうよって見せている人は、似非(えせ)だから。

そうですねえ、ってそ~っと場を離れる~(笑)。

そういう人はヨイショされたいからそういうところに行くでしょ。

――プロフィールでカウンセラーと書く人もいますし…。

だから特別ではないんだ、個性ではあるけど。

――能力者といったって、いろんな能力があって、得意分野があるからね。

そうそう、例えば聞き分ける能力とか、ほんの少し先が見える能力とか、そういう部分で手助けをしたいと言う人は多くいるからそれはそれでいいと思う。

逆に言うと、あってもなくても、個性だから。

足が速い人と一緒だから。

――すごいとは思いますけどね。

それがどういうところのどういう人たちの間で伸び伸びとできるのか。

そこの部分では今後楽しみだよね。

――いろんな人がいて、いろんな個性があって、みんなおもしろいねっていうのが楽しいね。

そういうことです。

でもそれでは満足しないおバカちゃん達もちょこちょこいますから。

――私を見て~って。

それと、私、私、私っていうのもいるし。

なんでも、どうしようどうしよう、もいるし。

そこで何をどうしてどうやってというのはそれぞれ能力、個性があろうとあるまいと、選べるのだよという時代。

 

変わり目の時代を生きる

 

ただ、搾取してきた人たち、政治家も、慌てて入るよね。

――今どちらかというと、希望的な思いかもしれないけど、政治家とか、経済のすごい人たちは、ちょっと揺らいできたような気がする。

かなり。

ひっくり返ったからね。

だから今いろんなことで、昔の道具を引っ張り出して使って、あ、これもだめだった、こっちを引っ張り出してみて、これもできなかった、これも敵わなかったって試しているよね。

――試しているの?

要は、わからなくなっちゃったから。

自分はそれでやっていたのに。

――やっていたことが通用しないから。

それがずっと安全神話ではないけれど、ずっと続くと思われていたものが、パッと崩壊したから。

――人心掌握術も、通用しなくなってきましたね。

だから、こういう時代なんだということを自覚していくといいかもしれないよ。

自分に無理はしないこと。

それぞれのジャンルがあるから。

琴線にふれたもの、楽しそうなものは、勉強してみようかな、ここへ行ってみようかな、見てみようかな、聞いてみようかな、でいいんじゃないかな。

 

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(2024年12月)