メディアの変化、宗教の今後ー当たり前のものが無くなる時

テレビというオールドメディアの終焉がささやかれている。権威をもって当たり前に存在していたものが、あっという間に取って代わられる可能性は、メディアに限らず今後もあるだろう。私たちは大きな時代の変化を目の当たりにしている。末法の世ともいわれる今、すがる信者を悪用した新興宗教にも注視したい。

映像はすべて宣伝媒体

 

――(テレビのごたごたが)面白くてしょうがないですね。

同じじゃない、コロナの時も、ワクチンの時も。

あのコメンテーターはどこかへ行っちゃったでしょ。

――兵庫県知事選もそうだったです。「オールドメディア」という言葉が出てきたくらいで、発信する側によって言っていることが180度違う。

だから一つのきっかけでひっくり返るという認識を思っていたほうがいい。

どんなものでも、どんな形態でも、どんなに権利を握っていても。

当たり前のものが無いということを学んだはずだ。

だからそこで、さてどうするってなるわけだ。

――今一番感じているのは、オールドメディアは一般の人々をバカにしている。

やっと気づいた?

こういうものを見せておいたらいいだろう、こう宣伝すれば買うだろう、というのが通用しなくなった。

見て見なさい、買う人がいなくなった。

逆に言うと選択肢が増えたのも、先ほど言ったようにそうなんだけれども、自分で場を作れますよってこと。

――さっきの自然の変化の事の話もそうだし、今のマスコミの話もそうだし、同じパターンの大きな流れだね。

だからこそ安心して今、選択するべきだと思う。

――自然環境の方が大変だね。

まあ、自然は(人間にとって)兄弟だし、兄弟だからいつでも見ているし、兄弟げんかさえしてくれなければいいよ。

――おにいちゃん、いい加減にしてよって言われているね。

だから、映像のものは、すべて、宣伝媒体だと思えばいい。

そう思えば選択肢もよりはっきりする。

その選択をしないと言う人が増えたら、それはなくなるでしょ。

 

誤魔化しのきかない世の中

 

今までバカにし(=バカにされ)、腐っていた者たちに、踵(きびす)を返されるぞ。

それで、反省すればいいわけだ、才能はあるわけだから。

嘘、ごまかし、搾取が通じなくなる世の中が来るんだよ。

――それは素晴らしいことだね。

ホントかな?

――素晴らしくないの?

いや、人間は耐えられるかどうか…。

―― …。

――ネットの記事のコメント欄を見ているんですけれど、だんだんと変化してきているのがわかるんですよ。あれ(マスコミ)は嘘だったじゃないかとだんだん気づき始めてます。

おもしろいねえ。かといって過激な人は使えないしね。

だから、何を求められて、何が消えていくというのが、如実でしょうよ。

 

それから、知りたがっているから、人たちは。

その手の者たちが闊歩するようになるでしょうよ。

いいものから、悪いものまで。

強くなる宗教色

 

悪いものは宗教関係だよね。

それは強くなっていくでしょうよ、宗教色が。

面白いものはテレビの探求心、それを促すもの、そういうものも出てくるでしょうよ。

何の選択をするかだね。

――宗教が強くなるっていうのはどういうこと?

神秘的に見えるのでしょ。

――人が集まる?人が求めるの?

そう。知りたがる、求める。

新しい宗教関連が出てくるんじゃないかな。

悪いものではなくてね。最初は。

それが10人になり、20人になると悪くなる。

――宗教団体になると。

宗教であるならばいいんだ。

――どちらかというと、霊性というか。

要は、探求心の部分でね、例えば5人、5人くらいだったらいいわけだ。

それが合体するととんでもなくなるわけだ。

――100人で話を聞くようになって、集金して組織みたいになるとね。

人数が多くなるといろんな種類の人が集まってくると、どうしても無理をするし。

面白いのは、気が合わないものは同じ場にいられなくなってくるから。

それがはっきりする。違和感がありすぎるから。

それが勉強会だったり、学校の授業だったらみんな認識しているから、気が合わなくてもここの場だけの勉強だから、耐えられる。

でもプライベートは耐えられない。

――このお話し会に集まってくださるのは楽しいからですよね。嫌な人がいたら来ないでしょ(笑)。

あとはね、今後時間の観念をよく見ていて。

(時間の観念については後述する)

 

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(2024年12月)