感情を大切に

―何万回も言われていることなんだけど、人として生きていると、忘れちゃうんだよね。

1人にはなれないから。泣こうが喚こうが喜ぼうが。

今まで感情でコミュニケーションを取ってきたかもしれないけれど、感情じゃなくてもコミュニケーションは取れるんですよ、それはわりきりとそこで何をするかという認識です。仕事でもなんなりでも。それを経験している人が多くなってきているから。

今度は友人同士で会ったときに豊かな感情になるじゃない。それをもっともっと表現してほしいし、体現してほしいし、認識してほしい。自分がその表現を使っていることを。みんなそれを使っていることを無視しすぎている。なんでこの感情が出るんだろうと。意識的にした方が楽しいよ。なんでこんなにカッカしているんだろうとかさ。

―なんとなくイヤだとか、なんとなくそうしたいとか。

そう、それは何だろうって、どこから来るんだろう、それは本当に自分の感覚なんだろうかと。

それはとっても大事。

―自分のその感情を選び取るときに自信がなくなるんだよね。本当にそうかなと。

その時に思い出してほしいのは今の自分は完璧で何でも持っていて、無条件で愛されているってこと。

それを思い出してほしい。

―そうすれば自分の思っていることに信頼ができるね。

信頼ができれば、愛が生まれるでしょ。愛っていうのは感情のない「愛」だよ。愛情とか、恋愛とかの愛ではなく。「愛」。

「でも、だって」は自分に(対する)言い訳だよ。でも、だっての後に何かつくんだよ。でもいやだとか。なぜ言い訳しているんだろうってちょっと思ってくれればいいんだ。それが対話につながるから。

―今のメッセージってどこから(降りて)きているの?

ここ(多分胸のあたり?)から来ているし、あっち(上のほう)から来ている。そして下からも来ている。地球のメッセージでもある。とてもとてもとてもとてもとてもとてもとても強くて願いを込めたメッセージだ。そしてつながることも願っている。一人ではないよって知らせたいというのもある。

―ひとりではないとわかっていても心では独りぼっちだと思っちゃうんだよね

その経験がしたいんでしょ。いやなら手放せばいい。

―手放した(と上のほうへ投げる動作)。

なぜ人間は手放すときに下ではなく、上へ投げるんだろうね。

―下へはやらないね。ず~んと下がっちゃうからかな。良いものとして手放したいからだろうな。下へ投げると変なもの、よくないものを落とした感じがする。上へ投げるのは自分が持っていたものは良いものとして手放したいんだね。

もう答えを言っているじゃない。いいものしか出ないんだよ。一人だろうと一人じゃなかろうと、そう認識しようとしまいと一人にはなれない。いいものしか出ない。  

これは下からのメッセージだ。そして、なぜなぜなぜなぜという質問を自分にしてみたらいい。自分を追い込むのではなく、優しく質問することだ。誰に言うことではない。自分で認識してわかっていればいい。答えが出るものでないかもしれない。でもとても重要だ。できれば自然の中でやってみるとまた違うかもしれないね。(2017年11月)