【重要記事】伊勢神宮と三種の神器にまつわる話

――ずっと大転換期だって言われているけれど、ここ数か月だっていろんなことが起こりすぎている。そういう時にこういう風な理解をしたほうが生きやすい、受け入れやすい。今の人たちに話をするのに話しやすい。

だからこそキーワードをいくつか教えてるじゃない。

「ありがとう」とか、受け入れる、受け流す、とか。

――あのね、その話だと自己啓発的な感じと変わらないんだよ。

笑)

――そうではなくて、ものすごく高度な文明とつながって、それが意識としてエネルギー的に変換されてこういうものに作用するんだと説明されたほうが私なんかは頭が固いし、疑い深いので受け入れやすいな。

エネルギーは増幅する。

よく「移る」っていうけど、日本人って移りやすい(=広がりやすい)のよ。

感動しやすいし、感激しやすい。個人主義じゃないから。

どんなに(アメリカが)個人主義に追い込もうとしても行かなかった。

どうしても。

家族を守る、広い周りのものを守るっていう意識が消せなかった。

それが怖いわけ。

なぜか、アメリカは消えているから。

――アメリカで心理学を学んだセラピストに他人と境界線設定ができていなくておかしい、と言われたけれど、確かにある程度は勉強になったけれど、どうしてもなぜそれがいけないのかがわからなかった。主語がないと文章にならない言語(=英語など)と、主語がなくても文章になる言語(=日本語)の脳は違うよね。

ある程度の距離感は、日本人は小さい頃からちゃんとわかっているんだ。

共感性があるから距離感がわかる。距離感だけ教えてもわからない。

だから日本人は小さいころから愛情を持って抱いてぬくもりを教えて育てるでしょ。

アメリカは泣いてもポンと置くでしょ。

あれは自立ではなくて諦めだよ(怒)。

――子供部屋に早くから寝かせちゃうよね。

――ところで幕末に「ええじゃないか」という伊勢神宮に熱狂的にお参りに行く人が増えた動きがあった。あれは御祈願ではなく、感謝だった。

そう、あれは感謝と一体になるため。

――そのエネルギーが明治維新を起こす力にもなった。

日本という国を助けた。

その時に滅ぼされてもおかしくなかった。

――そして、伊勢神宮の式年遷宮(2013年)前ぐらいから参拝者がものすごく増えている。また、あちこちの神社も「空前のブーム」という言い方は好きではないが、参拝者が同じくものすごく増えている。これはなんだろう?

だから意識していなくてもエネルギーはなんかそうなっちゃうんだよ。

宗教でなく、神様を信じてなくても神社に行くのが好きっていう人が多いじゃない。

お寺に行くっていうのが好きな人も多いし。

――DNAとかに刷り込まれてそういう風になっている日本人なのかなと思う。

そこをアメリカやロシアは壊したかったんだって。

――だから神社がダメだとか、天皇がダメだとかの刷り込みを一生懸命したんだ。

そう。だから天皇を神から人に降ろそうとしたんだけれど、今だに「人神」でしょ。

まだ日本人の心の中には神人(かみびと)、稀人(まれびと)って思いがあるわけだよ。

それは壊そうとしても壊れない。

―この前のNHKの天皇陛下のスクープ(2016年7月13日)。「生前退位」って非常に失礼な言い方だと思う。「譲位」っていうべきだという話。独占スクープとして出すのも、非常におかしいし、マスコミが酷い。

マスコミというよりも政治家の策略もあるんだよ。

腹立つけど。

―日本のそういう力を怖がっている何者かが動かしているんじゃ?

政治家の中にはいろんな血が混じっているからね。

―あっちから来た人たちも一杯いるよね。スパイも一杯いるよね。

それが怖がっているんじゃないの?

でもなんでスパイがこんなにいて(日本は)無事なのか。

スパイはわかっているんだ。怖いよ。

ある一部分までは許されるかもしれないけど、そこから言い訳も何もなくなるってことが分かっているんだ。

しかも起きてるよってこともわかっているんだ。

だから下手な動きができない。

―言っていたこのエネルギーのこと?

ええ。それも含めて。

―今、拮抗していない?

いいや、勝っているとか、負けているとかの感覚はなくて、エネルギーは膨大だ。

そんな意識レベルではない。

―さっきの鏡(かがみ)という光るものは、ぼくらは見ることはできないが、確かにある? それを使いこなせる人材がいるのか?

意識レベルでそれを知っていないと使いこなせないよね。

神社の隠れ巫女だったりね。

また、守る者と使いこなす者は違う。

使いこなす者はもうすでにその役割のために生まれている。

天皇さんは全部わかるだろうから。

―日本のあちこちの場所にあるんだ?

ある。神社だけじゃない。お寺も。

もともと自然の中になったところにお寺ができたりした。

―そのものが発する何かを神として捉えていたかもしれない?

エネルギーを発するわけだからね。

―ブルガリアの超能力者のベラ・コチェフスカという女性が、伊勢、外宮の多賀宮にひざまずいて世界最高神がいるって言った話は有名。

人は自分の見たいものを見る。

エネルギーは膨大、そしてエネルギーは一定なんです。

(続く)