神獣の現れるとき(2)

福原五岳『白澤避径図』1785年 画像の出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)より

前回の続き。白澤という神獣は実際に存在し、疫病のはやるときに現れるという。

白澤が現れる時には、奇妙な疫病がはやる時だ。

だから人が意識して、選ぶ。選ぶということは認識することだ。

――白澤は森羅万象に通じるすごい知識と知恵を持った神獣だということなので、人類に知恵を貸してくださいって思って…。何? その冷めた顔は。

いや、その質問を白澤にちゃんとできる人間がいるかな? ってこと。

――…。大丈夫、人間の言葉はちゃんと理解するでしょうから。

あんまり性格はよくないぞ。理解はしているけど。

でも君たちは何を選択してどう動くのって言われると思うよ。まず。そのあとだね、動いてくれるのは。

――それはすごく難しい…。

シンプル、シンプル。

――みんな明るく幸せに暮らしていける未来がいいと思うんです。

そのまま言えばいい。じゃあそう動けば? って言われる。

その中にあなたも入ってって言えばいいだけだよ。

――一緒に遊ぼって(笑)。

気まぐれだからね、白澤は。

この白澤図(見ている図の目は9個)より、目はもっとあるな。

――白澤図は戸隠神社だけにあるんですか?

いや。江戸白澤図っていうのもある。ここのものだけではない。

――中国から来たのかな。山海経(さんがいきょう)にあるとか。

すごくよい王が生まれた時に、それに知恵を渡すために行くという瑞獣(ずいじゅう 鳳凰、麒麟など)。麒麟もそうだね。

――「王」って天皇かな。それとも、いきなり下世話だけど、総裁選の最中だから総理(笑)。

裏天皇かな

――江戸時代の白澤図っていうのは、誰か見えた人が描いたのですか?

中国から聞き語りで描いたりしたもの。史実をまた聞きしたものも。

――それは現実にいたから描かれたのか、人間が想像して思ったからできてきたのかな?

いたからだ。

――さっき言った山海経っていう書物に描いてあったと。山海経は偽書とか言われているらしいけど、いろいろな妖怪とかが描かれてるらしい。

それはあると思う。ある所では妖怪とされているし、あるところでは神獣といわれている。森や自然を守る、ともされている。

(続く)

(2021年9月)

 

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