災害から学んでいるのか?――土地神を敬う(地球・環境)

人間が、土地を「借りもの」だと認識し、地鎮祭も蔑ろにしてはならないことが強調される。自然を敬う、人間が借りている土地を大切にする、そうしたことはつい忘れがちであるが、常に思い起こしておきたい。神様も自然も災害もつながりをもっていることも、人々の中で少しずつ認識されてくるだろう。

 

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――3.11もそうだろうけど、学んでないんだよね。本来、そこに住んではあぶないのに、ホントは。

でも「命より先祖代々」というわけのわからないことを言うんだよ。

それで同じところに戻って、水害にあったのは二度目ですって。

――そして昔の人はここまで津波が来たとか、水害があったとか石碑を立ててたりするんだよね。

どうしてもそこに住むなら、極端な話、土を高く盛るとか、そこまでの宅地の整地をしなくちゃ。

昔、災害で生き残った先祖さん達は涙を流しながらその石碑を作ったんだと思うんだよ。

みんないなくなって生き残っちゃったから。

――その碑は忘れられてしまうんですね…。

だから戦争と一緒だよ。

でも、それを経験しなかったから(といって)、無いものではないんだ。

まあ、大人の役割、子供の役割があるんだろうけど。

「聞く」ということと「伝える」ということと。辛ければ辛いだけ。

――以前、阪神の高速道路の工事でずいぶんと事故が起こったところがありましたよね。触ってはいけないところだったとか。壊してはいけないものがあったんだよね。阪神大震災も結界を壊したって言ってたものね。

――20数年前、神戸に住んでたことがあったんですけど、神戸の山側のほうをものすごく開拓していたから。そこで壊しちゃったかもね。

土砂災害を知らなすぎ。

――結局そこに戻ってくるよね。

ありがたみも含めて、本当に真剣に今一度、

なぜそれがそこにあるのか、

なぜそれがなくなったのか。

――そりゃあ、土地を貸しているほう(神様)も怒るよねえ。

怒るんではなくて、あきれているんだ。

そんなに問題ばかり起こすなら、出て行ってくれないって、言ってるよ。

――それが極限まで来てるのかな?

まだそこまでではないけれど、天皇さんの隠れ巫女も、やはり、交渉も含めてしている大神様たちがいるんじゃないのかな。

だってさあ、大事にしないんだもの。

あのね、動物が町の中にでてきているじゃない。

山を荒らしたのはだあれってこと。

そこは人には渡していないよ、動物の領域だよってこと。

 

土地は人間のものではない

 

――東京の湾岸あたりはどうですか? オリンピックの選手村とか、高層マンションができているところは?

あそこは水の民のものじゃないか!

それでどうなるの? ってことなんだ。

あなたたちの土地はこっちでしょって。

――何度か話したと思うけど、私、10年以上前だけど、汐留の高層賃貸マンションの一番上の内覧して、ものすごく怖い思いをしたことがある。最上階で、デザイナーが作ったおしゃれな部屋、全部真っ白な部屋で、たくさん人が見に入っていたけど、すごい怖いものを見たような気がして走って逃げてきた。1m以上あるライオンの頭だけみたいなものが口を開けて吠えてたみたいなイメージ。怖かった。他の誰も気が付かなかったみたいだけど。

イメージね。

だから、あなたがたの土地ではないところに建ててどうするの? っていうのと、小動物、動物の住んでる地域、山とか谷とか、そういうところを壊してどうするの?

君たちに与えた土地ではないよってこと。

要は動物たちの土地まで進出して何してるのってこと。

だから山が荒れるでしょ。大きなお世話様なのよ。

だから動物が出てきて境界線がなくなったでしょ、それは人間のせいでしょ。

 

地鎮祭がなぜあるのか?

 

土地神さん、辻神さんも、だけど、地鎮祭とか、壊した後お返しする、収める祭り事とか今一度、なぜあるのか考えてほしいの。

簡素化しているところも多いし、やらないところも多い。

昔みたいに盛大にやらなくてもいいから、借りますね、これからよろしくお願いしますねってだけでもいいの。

人間のためのお金をまいたりは省略してもいいの、でも神様、そこをずっと守ってきたものたちのためにはしてほしいの。

間借りをするわけだから。

人間は代々変わっていくことはわかっているから、伝えるということとかね。

――今度は私が住みます、ありがとうございます、よろしくお願いしますとか。

それは礼儀でしょ。

(2022年8月)

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