熊の出没と大山祇神―動植物たちとの関わりを考える

  • 2025年1月27日
  • 地球
  • 195回
前回の「傲慢な人間、キノコたちの反乱ー山へ入るときの配慮」ではキノコの声を代弁したが、今回は、熊のメッセージの代弁としてとらえたい。山の神である大山祇(おおやまつみ)と通ずる熊が人里へ現れるようになった昨今、私たちはどうしたらいいのだろう。

熊が覚えたこと

 

――この前から出てきた自然の変化の話題、表で見えるのは熊が出てきたとか…。

熊が出てきたのは、覚えたから。

――これからスーパーは狙われるよ。(スーパーに入り込んで肉を食べた熊のニュースの話から)熊は頭がいいから覚えちゃうものね。

それから気を付けなきゃならないのは、無人の畑。

無人販売のところも狙われる。

イタチ系も出るからね。

あのね、山は実ったんです。でもスーパーのお肉のほうが美味しいらしいんです。

――そりゃそうだ(笑)。

美味しいとそこへ行きますよね(笑)。

人間は怖かったんだけど、自分たちを見てなんか(人間は)キャーキャー言ってるし~、バンって襲ったら死んじゃうし…。

――それなら美味しいところへ行った方がいいってなりますね。

熊のコミュニティーもありますから、あそこはいいよってなったら行くよね。

大山祇(オオヤマツミ)の神も、え~っと(どうしようかなって)って形で。

 

関連記事

お米をはじめ、農産物の値段が上がったり、市場に少なくなっているが、不作だと早合点していいものかどうかはわからない。今後、私たちは見せられる諸問題に対して、かなり冷静に観察する眼を養ったほうがよさそうである。それはコ○ナとワ○チンの狂騒で大い[…]

 

大山祇神と熊

 

ただ、熊も人間の食べるものは何かしらよくないものもあるみたいで、言葉が退化しているみたいで。

言葉が通じなくなっている。

――え? 誰と通じないの? 熊と?

昔はね、大山祇神オオヤマツミや、精霊たち(と)

熊が狂暴化しているということ。

――昔は大山祇や精霊さんたちと熊は言葉が通じてコミュニケーションがとれていたのね。

もちろん!

筆頭の主だ。

――そうだよね、熊は神様だもの。でも…。

「あら、おいしい、ガブガブガブ、あれ、なんか言葉がわかりません」です。

――もしかしたら人間もそういうものを食べてたから言葉がわからなくなったのかも…。

食べ物は大事だからね。そりゃあ、お肉と木の実じゃ、お肉が勝つわいねえ(笑)。

でも、雑食性で、お肉ばかりではなかったはずなんだ。

味を覚える、血を覚えるとなると、おかしくなるんだ。

そうするとそこを狙ってこっそり行くよりも、人を狙った方が。

人はお肉ですから。

――人を襲う大きな熊がいたよね。

あれも異常ですから。

――異常が増えちゃう。

人のせいでね。

 

再びコミュニケーションを

 

――なんだか、すごく大きな視点で見ると、自然淘汰かな。

始まっているかもしれません。それはしょうがないね。

だからこそ、今、人はバカではないから。

――いや、バカもいっぱいいるし…。

いやいや、よく、考えて、見て、感じて、それで動いてほしい。

日本人はそれができるはずだから。

時が少しづつ近づいてきている、ということでしょうよ。

――何の時が?

(動植物たちと)コミュニケーションをまた結び直す時が。

――結び直せるかな、直さなきゃね。

直すために、今、(あなたたちは)居るんじゃないの?

伝えることも必要だし。

空気はつながっている。土も空も。

直接本人たちに言わなくても、空気、空、土、木、に言えば、まだわかる者がいるかもしれない。

熊の中でね。

それがわかれば他のもの、今、狐ぐらいの大きさの動物たちはまだお話はできるみたいだから。

――今、鹿がすごく増えちゃっているって…。

鹿は頭がいいからね、お話ができても言うことを聞かない。

――鹿、全般が?

そういう生物です~。

生物にも性格があるんです、人間に性格があるように。人間に近いかな。

――じゃあ、ダメじゃない。

いや、いいものもいれば、っていう形。

でも、鹿というのは、リーダーというよりもひとつが、ポンと出るとそこに行く習性がある。

そこの部分を見てだね。

いろいろな動物たちを見てみると、いなくなる動物、増えた動物が極端だから。

いなくなった動物というのは、ひそかにいなくなるから、人は気付きにくい。

――この間は、虫の話をしていたね。

だからそこを少し観察してみるのもいいと思う。

 

より多くの方々にこのブログを読んでもらいたいと思っています。記事がご参考になりましたら、以下のクリックもお願いいたします。ブログランキングでは、他にもおもしろいブログに出会えます。

人気ブログランキングへ

精神世界ランキングヘ

(2024年12月)