異常気象という「うながし」と、たった一人でも強い祈りの力

  • 2022年6月6日
  • 地球
  • 109回

毎年のように「異常気象」の報道がなされるようになってきている。ここ最近は、朝夕の気温差が15度ほどになることが普通になっている。危機感を煽りたくはないが、全世界で気象の変化がみられる。以前、アメリカのケリー国務長官が、テロや核兵器の拡散よりも今の気象状況の方が人類にとって脅威だと発言したこともあった。そんな中で、こうした異常気象(地震も含めて)が、われわれに何らかの気づきを与えるための「促し(うながし)」だとしたらどうだろう。

 

「うながし」とは?

 

「うながし」とは? 人が思う理(ことわり)とは(何か)

――この前から阪神大震災も、東日本大震災も「うながし」だという。何を促されているかということは、なんとなくわかる気がするな。

(促していることは)何もないのではなく、何でもある、ということがひとつ(人間にはすべてが与えられている、ということか)

もうひとつは、いがみ合って「自分のものだ」というのではなく、取り合うのではなく、みんなと共有するという「うながし」がひとつ。

そして抗えないものもあり、そこの場所に今なぜいるのか、ということを考えるための「うながし」もあり、それを見ている者たちが考えるための「うながし」もある。

ただ、言葉ではなく、そこにどんな思いがあるのか。

そこにいなくてもいろいろな思い、癒し、愛、祈り、歌、心、そういうものが気象状況を作る、ということの「うながし」でもあるかも。そこにいなくても。見た者たちが。

 

祈りが気象を作る

 

――私たちがどういう思いを馳せるか(思いを紡ぐか)、雪に埋もれた甲府(当時、山梨では大雪)や、東北へ。

祈ることができる者は祈ればいい、行動することができるものは行動すればいい。無条件で。

 

――この会を始めたことは、危機感があって、ここを表面(=目に見える世界)だけでやり過ごせないと思ったので、あまりディープなところ(=精神世界etc.)へ引っ張るのは本意ではないけど、ここのところはしっかり重く受け止めていただきたいな。

今生きている人もそうでない人も、「祈り」は届くから。そして自然は必ず変わる。

ただそれを見て、現象を目の前にしても、信じないのが人間なのかな。

 

人間にできることとは?

 

――「うながす」というのは、人間のどこかに眠っているものに気づかされる、ということもあると思うな。

眠っているもの、人間だけしか持っていないもの、そして人間ゆえにできるもの。

いつでも切に使ってほしいと願っているし、手助けが必要ならば切に、いつどんな時でもどんなところでも、サインを出してくれ。
祈りでもいいし、助けて、でもいいし、SOSでもいいし、「共に」でもいい。
われわれでもいい、神でもいい、エネルギー体でもいい。
サポートでもいい、夢でいろいろな経験がしたい、でもいい。
ひとりではできないと思い込まないで欲しい。
たった一人の祈りの力が、思いの力が強いと信じてほしい、自分自身を呼んでほしい。

その力で。

もうそろそろ気づき始めているんじゃないかな。

(2014年2月収録 この記事は5年前に掲載した内容のリライトである)

 

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